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J-GLOBAL ID:201802252939485072   整理番号:18A0387841

マウスにおけるDNAメチル化を介して側坐核におけるドーパミンD1受容体発現の報酬探索と変化に関する社会的隔離と結合した母体分離の長期的影響【Powered by NICT】

Long-term effects of maternal separation coupled with social isolation on reward seeking and changes in dopamine D1 receptor expression in the nucleus accumbens via DNA methylation in mice
著者 (6件):
資料名:
巻: 641  ページ: 33-39  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0118A  ISSN: 0304-3940  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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若年期のストレスは,個人の一生を通じてストレス応答,感情,行動に対する長期的な影響を及ぼす。臨床報告は児童虐待犠牲者は報酬関連行動における障害を示すことを示した;が,この効果の機構は不明のままである。母子分離(MS)または社会的隔離(SI)と組み合わせたMS(MS+SI)はげっ歯類研究における若年期ストレスのモデルとして広く使用されている。条件付け場所嗜好性(CPP)パラダイムによるおいしい食品を含む報酬探索に及ぼす若年期ストレスの長期的影響を明らかにするMS+SIを受けたマウスを使用した。事前MS+SI経験は成体雌マウスにおけるチョコレート対区画における探査時間を減少させ,雄マウスではしなかった。報酬探索行動と関連した中脳辺縁系ドーパミン経路に焦点を当て,腹側被蓋領域(VTA)と側坐核(NAc)におけるドーパミンD1およびD2受容体におけるチロシンヒドロキシラーゼ(TH)のmRNAと蛋白質レベルの両方を測定した。MS+SI雌マウスは対照より有意に低いD1受容体m RNA及び蛋白質レベルを有していたが,THおよびD2受容体の発現は2群で類似していた。全てのmRNAと蛋白質レベルはMS+SI雄マウスでは変化しなかった。MS+SI雌のNAcにおけるD1受容体の下方制御の根底にある機構を解明しようとするとき,Drd1aプロモーター領域の高メチル化を見出した。これらの結果は,若年期ストレスは雌マウスの報酬探索行動,そのプロモーター領域のエピジェネティック修飾を介してNAcにおけるD1受容体のダウンレギュレーションと関連している可能性に影響することを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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中枢神経系 
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