抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【背景】本研究の目的は,スポーツ物理性能電池(SPPB)のノルウェー版の試験再試験信頼性を確立することであった。【方法】これは横断的信頼性研究であった。平均年齢88.4歳(8.1歳)の61人の高齢成人の便宜的サンプルを,2つの時点で2つの異なる理学療法士により試験した。試験間の平均時間間隔は2.5日であった。95%の信頼区間を有するクラス内相関係数モデル3.1(ICC,3.1)および加重Kappa(K)を,相対的信頼性の尺度として用いた。測定の標準誤差(SEM)と最小検出可能変化(MDC)を用いて,絶対信頼性を測定した。結果は,認知症を有する24人の高齢者のサブグループについても分析した。【結果】ICCは,SPPB要約スコアおよび4m歩行試験(4mwt)に対して高い相対的信頼性を反映し,全サンプル(それぞれICC=0.92および0.91)および認知症を有するサブグループ(それぞれICC=0.84および0.90)に対して。さらに,SPPBサブスケールに対する重みづけKsは椅子スタンドに対して0.64,歩行に対して0.80,総サンプルに対してバランスに対して0.52であり,認知症を伴うサブグループに対してほぼ同一であった。95%信頼区間(MDC95)におけるMDC値は,全試料においてSPPBの全スコアに対して0.8,4mwtに対して0.39m/sと計算された。認知症MDC95を有するサブグループについては,SPPBの総スコアに対して1.88,4mwtに対して0.28m/sであった。【結論】SPPB総スコアと時間的歩行試験は,全サンプルに対して全体的に高い相対的および絶対的信頼性を示し,SPPBのノルウェー版が高齢者を有する訓練理学療法士によって使用されるときに信頼できることを示した。認知症の高齢者におけるノルウェーSPPBの信頼性は高いと思われるが,サンプルサイズが小さいためにさらなる研究が必要である。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】