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J-GLOBAL ID:201802252963477857   整理番号:18A0391799

砂岩貯留層のための強化された油回収流体としてEDTAキレート剤/海水解【Powered by NICT】

EDTA chelating agent/seawater solution as enhanced oil recovery fluid for sandstone reservoirs
著者 (3件):
資料名:
巻: 152  ページ: 275-283  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0412A  ISSN: 0920-4105  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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低塩分濃度水攻法を用いた場合に実験的研究と現場適用は,油回収率の顕著な増加を示した。低塩分海水圧入による石油回収の増加に導く機構は議論の余地がある。さらに,低塩分水注入は,特にアラビア湾領域における世界の多くの地域では得られない希薄海水に比較的大量の真水を必要とする。海水を希釈するための多くの真水を必要とするので,強化された油回収流体として低塩分水を用いた高価なプロセスである。本論文では,砂岩貯留層におけるE ORのためのEDTA(エチレンジアミンテトラAceticacid)/海水系を導入した。この流体は二次または三次フラッディングモードに用いることができる。EDTA/海水増強油回収流体は海水中で調製した低濃度で高pHキレート剤を利用した。コアフラッディング実験はEDTA/海水EOR流体システムの有効性を調べるために,100°CでBerea砂岩コアを用いて行った。添加では,ゼータ電位測定は,岩石の表面電荷に及ぼすEDTA/海水の影響を調べるためにEDTA/海水と粉砕したBerea砂岩コアについて行った。表面と界面張力(IFT)と油回収に及ぼすキレート剤の影響を評価した。砂岩電荷に及ぼす鉄含有量の効果は,高い鉄含有量砂岩(Scioto砂岩)を用いて調べた。油回収に及ぼすEDTA濃度とpHの影響も調べた。EDTA塩とキレート剤型油回収に及ぼす影響を調べた。コアフラッディング実験の結果は,三次モードで注入したときEDTA/海水流体系は海水氾濫後の同じ場所にあった当初の油から30%までの追加的な油回収を回収できることを示した。ゼータ電位の結果は,海水と低塩分水以上EDTA/海水系では,より負の値を明らかにした,岩石の濡れ性は岩石表面の高い陰性電位のために,より水湿潤状態へと変化したことを確認した。EDTA/海水は冠水実験に用いた原油と低い界面張力値をもたらした。コアフラッディング排水試料のための誘導結合プラズマ(ICP)分析は,種々のカチオン濃度の増加を示した。カチオン濃度の増加は,攻法中の岩石溶解を確認した。EDTAキレート剤はScioto砂岩を高い鉄含有量の表面電荷に及ぼす鉄影響を排除した。コアフラッディング実験はEDTAは高い油回収を得るために5wt%以上の濃度で使用しなければならないことを示した。またEDTAは高い油回収率を得るために12よりも高いpHで使用すべきである。ナトリウム塩EDTAは油回収実験におけるアンモニウム塩EDTAより優れていた。EDTAキレート剤は,油回収率の点でHEDTAキレート剤よりも良好であった。実験結果に基づいて,pH=12.2でEDTA/海水系を使用したとき可能な回復メカニズムである:界面張力(IFT)減少,鉱石の溶解および濡れ性変化。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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油層工学 
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