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J-GLOBAL ID：201802253035513750   整理番号：18A1589595

高揚程舵によるVLCCにおける操縦性の改善【JST・京大機械翻訳】

Improvement of maneuverability in a VLCC by a high lift rudder

著者 (3件)： Zaky Mochammad (Hiroshima University, Higashi-Hiroshima, Japan) ,  Sano Masaaki (Hiroshima University, Higashi-Hiroshima, Japan) ,  Yasukawa Hironori (Hiroshima University, Higashi-Hiroshima, Japan)
資料名： Ocean Engineering  (Ocean Engineering)
巻： 165  ページ： 438-449  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0597A  ISSN： 0029-8018  CODEN： OCENBQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,30%減少したEEDI[IMO(2012)]を含む条件下で,小型エンジン出力を有するVery Large Crude Oil Carrier(VLCC)の操縦性の改善を,高揚力舵を取り付けることにより行った。魚尾部と端板を有する高揚力舵(HL舵)を,舵抵抗の増加を最小化する制限下で舵力を増加させるために新たに設計した。HL舵を持つ船舶の推進性能と舵力特性を把握するために,HL舵を持つ縮尺船モデルを用いてタンク試験を行った。結果は,設計したHL舵が,従来のマリナ舵(MN舵)と比較して,約10%有効舵力を増加させることを示した。試験結果をMMGシミュレーションモデル[YasukawaとYoshimura(2015a)]に組み込むことにより,HLとMN舵を持つ船舶に対する静穏水と有害気象条件における操縦シミュレーションの性能が可能になった。その結果,本研究で提示したHL舵は操縦性を改善するのに有用であり,一方,マリーナ舵を持つ船舶の推進性能とほぼ同じレベルを維持することができることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *操縦性 ,  シミュレーションモデル ,  船舶 ,  シミュレーション ,  終板 ,  貯槽 ,  推進性能 ,  気象条件 ,  マリーナ ,  *巨大タンカ ,  船舶操縦性
準シソーラス用語： 縮尺 ,  高揚 ,  高揚程 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 船舶操縦性 ,  高揚力舵 ,  操縦シミュレーション ,  MMGモデル

分類 (2件)： 船舶性能  (QJ02010Q) ,  船舶構造・材料  (QJ03020I)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高揚程 ,  舵 ,  VLCC ,  操縦性