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J-GLOBAL ID:201802253138151456   整理番号:18A0432512

二次元二硫化モリブデン電界効果トランジスタバイオセンサを用いた直接ハイブリダイゼーションアッセイによる乳癌におけるmiRNA 155の超高感度検出【Powered by NICT】

An ultrasensitive detection of miRNA-155 in breast cancer via direct hybridization assay using two-dimensional molybdenum disulfide field-effect transistor biosensor
著者 (4件):
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巻: 105  ページ: 6-13  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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急性および慢性疾患の重要なバイオマーカー,マイクロRNA(miRNA)は多くの生物学的過程において重要な調節的役割を果たしている。結果として,複雑な生物学的試料中の低レベルのmiRNAの正確で効率的な検出を可能にするロバストな分析プラットフォームは,非常に重要である。本研究では,二硫化モリブデン(MoS_2)電界効果トランジスタ(FET)バイオセンサを用いた無標識活性直接ハイブリダイゼーション分析はヒト血清及び細胞試料中の乳癌バイオマーカーとしてmiRNA 155の超高感度検出用に開発した。,優れた物理的化学的特性を持つ新しい2D層状物質,MoS_2は逐次溶媒交換法により調製し,活性チャネル材料として使用した。MoS_2は分光法と顕微鏡法により総合的に特性化し,FET表面上にドロップ鋳造MoS_2flack懸濁液によるFETデバイスの作製に適用した。MoS_2FET素子は48.10mV/decadeの比較的低いサブしきい値スイングと1.98×10~3cm~2V~ 1s~ 1の高い移動度を示した。プローブmiRNA 155鎖はMoS_2FETデバイスの表面上に固定化した。最適条件下で0.03fMと濃度範囲0.1~fMの検出限界は10nmを達成した。開発したバイオセンサは完全にマッチした対1塩基ミスマッチmiRNA 155配列の同定にできただけでなく,ヒト乳癌細胞系試料に添加した実際のヒト血清および抽出物中の標的miRNA 155を検出できた。この手法は非常に高い感度と良好な特異性で腫瘍診断でのバイオマーカーとしてmiRNAの無標識,早期検出のための道を開く,臨床応用のための大きな可能性を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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分析機器  ,  生化学的分析法 

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