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J-GLOBAL ID：201802253146714127   整理番号：18A0382647

アナトリアにおける新生代植生と気候変動-IPR植生解析に基づく研究【Powered by NICT】

Cenozoic vegetation and climate change in Anatolia - A study based on the IPR-vegetation analysis

著者 (1件)： Kayseri-OEzer Mine Sezguel (Dokuz Eyluel University, Institute of Marine Science and Technology, Haydar Aliyev Bul. No: 100, 35430 Inciralti-Izmir, Turkey)
資料名： Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology  (Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology)
巻： 467  ページ： 37-68  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0621A  ISSN： 0031-0182  CODEN： PPPYA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過去の植生と気候の再構成は地域古植生の理解のために重要である。本研究では漸新世後期の地域的古植生と古気候の特性とアナトリアの中新世-鮮新世間隔は統合化プラントレコード(IPR)植生分析と共存アプローチ(CA)を用いて示した。IPR解析は六種類の帯状植生の落葉広葉樹林,混交中生林,常緑広葉樹林,亜湿潤硬葉樹林,乾燥開放森林地帯,乾燥草原またはアナトリアのマクロミクロフローラから同定された全てのステップの再構成を可能にした。漸新世後期では,温暖亜熱帯湿潤気候条件が優勢であり,古植生は混合中生植物森林によって表現された。後期初期初期から中期中新世中期中新世後期温度にはわずかに減少した。これらの森林間の広葉樹常緑性および混合中生植物森林と移行帯はこの期間にアナトリアにおける一般的な帯状植生型であった。花粉植物相に基づいて,これらの古気候データによれば,中期中新世冷却はアナトリアの陸上地域に影響したと言える。に加えて,中期中新世後期の降水量は後期中新世初期と比較してわずかに高かった。沈殿速度は湿度の増加と共に関係することができた。さらに,硬葉+マメ科型成分の低い比率であることと落葉広葉樹成分の高い割合が後期中期中新世のアナトリアにおける湿度増加を支持した。温度はTortoniann階からメッシナ期の初めに,その後メッシナ期中に有意に減少した。降水量は中新世-鮮新世移行でアナトリアにおいて個別に増加した。さらに,後期中新世-鮮新世中にアナトリアにおける古気候と帯状植生変化は最初に同定された,混合中生植物森林,広葉常緑樹と混合中生植物森林の間の移行帯,亜湿潤硬葉樹林,乾燥開かれた森林と帯状乾燥草原または草原植生タイプはこの時間間隔から記録した。初期から後期鮮新世までの冷却を数値気候値と落葉広葉樹成分の増加に基づいて記録した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 降水量 ,  湿度 ,  *気候 ,  中新世 ,  *気候変動 ,  古気候 ,  マメ科 ,  広葉樹 ,  亜熱帯 ,  草原 ,  鮮新世 ,  湿潤 ,  フローラ
準シソーラス用語： 中期中新世 ,  *アナトリア , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： アナトリア ,  IPR植生解析 ,  共存アプローチ ,  マクロミクロフローラ ,  後期漸新世 ,  中新世-鮮新世

分類 (2件)： 第四紀  (DE02070C) ,  第三紀  (DE02060R)

タイトルに関連する用語 (6件)： アナトリア ,  新生代 ,  植生 ,  気候変動 ,  解析 ,  研究