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J-GLOBAL ID：201802253149580936   整理番号：18A1570670

ボールエンドミル加工における工具アプローチ痕の評価とその軽減

Evaluation and Reduction of Tool Approach Mark in Ball-End Milling Operation

著者 (3件)： 西口直浩 (長野県工科短大) ,  山田慎吾 (長野県工科短大) ,  山田慎吾 (青木固研)
資料名： 長野県工科短期大学校紀要  (Journal of the Nagano Prefectural Institute of Technology)
号： 21  ページ： 9-15  発行年： 2018年07月31日 
JST資料番号： L6135A  ISSN： 1343-8751  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： エンドミルによる加工において,加工面へのアプローチ方法や加工面の形状によっては,切削力による工具変形に起因した加工面に望まない加工痕を発生させてしまうことがある。とくに金型加工のように滑らかで高い面品位を要求される場合,この工具アプローチ痕は磨き等の後工程作業の増大の要因となる。そこで本研究では,ボールエンドミルによる加工において,工具アプローチ痕の発生に関係する,工具退避動作とアプローチ動作の関係等について詳しい調査を行った。その結果,円弧動作による工具退避時に,切削抵抗の減少に伴う工具変形の回復によって凹形状の工具アプローチ痕が発生することが確認された。これに対し効果的に補正する方法として,もとはアプローチ動作の終点と同じ位置である工具退避動作の始点を,加工面に沿って加工開始側に移動させることで,工具変形の回復と共に工具を加工面から退避させる方法を採用した。そして,採用した方法により加工面における工具アプローチ痕を,効果的に削減できることを実験的に確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *エンドミル加工 ,  エンドミル ,  *加工面 ,  工作精度 ,  工具経路 ,  切削抵抗 ,  切込 ,  プロフィルメータ ,  変位測定 ,  加工性試験 ,  超硬工具 ,  工作物 ,  アルミニウム合金
準シソーラス用語： *ボールエンドミル加工 ,  ボールエンドミル ,  *加工痕 ,  A6063

分類 (1件)： フライス加工  (QC02030R)

タイトルに関連する用語 (3件)： ボールエンドミル加工 ,  工具 ,  評価