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J-GLOBAL ID:201802253268621658   整理番号:18A0421614

家族性高コレステロール血症の動物モデル(WHHLMIウサギ)における脂質代謝に対する新しく開発された化合物,D47の改善効果【Powered by NICT】

Ameliorating effects of D-47, a newly developed compound, on lipid metabolism in an animal model of familial hypercholesterolemia (WHHLMI rabbits)
著者 (12件):
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巻: 822  ページ: 147-153  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新しく開発された化合物,D47による肝臓における脂質代謝に誘起された改善は,ここで検討した。,高コレステロール血症と冠動脈アテローム性動脈硬化症の動物モデルWHHLMIウサギは30mg/kgの用量で5週間47添加飼料を給餌した。脂質濃度は酵素法を用いて評価した。血しょうリポ蛋白質は超遠心で分画した。mRNA発現をリアルタイムPCRで分析した。リポ蛋白質のリピドーム分析は,超臨界流体クロマトグラフィー-質量分析を用いて行った。D47処理群では,血清脂質濃度は,総コレステロール及びトリグリセリドの40~23%減少した。これらの減少は主にVLDL画分の減少に起因していた。対照と比較して,D47群では,肝臓の脂質含有量はトリグリセリドで22%コレステロールと69%減少し,脂肪蓄積は心膜脂肪および腸間膜脂肪における17%から57%減少した。VLDL画分のリピドーム解析では,リゾホスファチジルコリン,ホスファチジルコリン,ホスファチジルエタノールアミン,ホスファチジルイノシトール,ホスファチジルエタノールアミンプラスマローゲン,スフィンゴミエリン,セラミドはD47処理により減少した。肝臓におけるmRNA発現はFASの51%低く,MTPの24%が,対照よりD47群におけるCYP7A1及びCPT-1に対して,それぞれ,5.9及び5.1倍高かった。mRNA発現はD47群の腸間膜脂肪におけるLPL,CTP-1及びPPARγに対して72%,64%,および36%であった。D47はスタチンのそれとは異なる作用機構を用いた強力な脂質低下化合物である。脂肪性肝炎と代謝症候群の治療における化合物としての可能性を有する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
脂質代謝作用薬の基礎研究 

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