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J-GLOBAL ID:201802253286335522   整理番号:18A0240183

中皮腫の診断のための胸水細胞診におけるMTAPとB AP1免疫組織化学の併用【Powered by NICT】

A combination of MTAP and BAP1 immunohistochemistry in pleural effusion cytology for the diagnosis of mesothelioma
著者 (11件):
資料名:
巻: 126  号:ページ: 54-63  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2779A  ISSN: 1934-662X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)と免疫組織化学(IHC)により検出されたBRCA1関連蛋白質1(BAP1)発現の消失により検出された9p21のホモ接合欠失は悪性胸膜中皮腫(MPM)と反応性中皮過形成との鑑別に有用である。は以前,9p21染色体領域に局在する,メチルチオアデノシンホスホリラーゼ(MTAP)遺伝子の蛋白質産物のIHC発現はMPM組織における9p21FISHの欠失状態と相関していたことを述べた。本研究では,著者らは,MTAPとB AP1IHCの組み合わせは,胸水から得られたセルブロックにおける反応性中皮細胞(RMC)からMPMを識別できるかどうかを調べた。【方法】著者らはMPMの45例,反応性中皮過形成21例の胸水得られたセルブロックにおけるMTAPとB AP1のIHC発現を検討した。さらに,MTAPのIHC発現は9p21FISHの欠失状態と比較した。【結果】MTAPとB AP1IHCはRMCからMPMを分化の両方に対して100%の特異性と42.2%および60.0%の感度であった。MTAPとB AP1IHCの組み合わせは,77.8%の感度であり,B AP1IHC単独または9p21FISH単独(62.2%)のそれよりも高かったが得られた。さらに,高度の一致は,セルブロックにおけるMTAP IHCと9p21FISHの結果間で観察された。【結論】は胸膜滲出液からのセルブロックにおけるMTAPとB AP1IHCの組み合わせは,RMCからMPM細胞を区別するための信頼できる有用な方法であると思われ,MPMのルーチン診断に用いることができる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
呼吸器の腫よう  ,  遺伝子発現 

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