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J-GLOBAL ID:201802253416195712   整理番号:18A0975579

miR-324-3pは鼻咽頭癌においてWnt2bを標的とすることにより移動と浸潤を抑制する【JST・京大機械翻訳】

miR-324-3p suppresses migration and invasion by targeting WNT2B in nasopharyngeal carcinoma
著者 (22件):
資料名:
巻: 17  号:ページ:発行年: 2017年 
JST資料番号: U7315A  ISSN: 1475-2867  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】鼻咽頭癌(NPC)は,浸潤および転移の強い能力を有する頭頚部の悪性上皮癌である。著者らの以前の研究は,腫瘍抑制因子としてmiR-234-3pがWnt2bを標的とすることによりNPC細胞の放射線耐性を調節できることを示した。本研究の目的は,NPC細胞における遊走と浸潤に及ぼすmiR-234-3pの役割を調査することである。【方法】定量的リアルタイムPCRを適用して,細胞および組織の両方におけるmiR-234-3pおよびWnt2b mRNAの発現レベルを測定し,Wnt2b蛋白質の発現レベルをウェスタンブロット法によって測定した。移動と浸潤の能力を,創傷治癒とトランスウェル浸潤分析を用いて試験した。【結果】miR-234-3pの発現または標的遺伝子Wnt2bのサイレンシングは,NPC細胞の遊走および浸潤能力を劇的に抑制することができた。一方,NPC細胞におけるmiR-234-3pの変化は,E-カドヘリンおよびビメンチンを含む上皮間葉移行(EMT)のバイオマーカーの発現レベルに影響を及ぼすことができた。さらに,miR-234-3pの発現は明らかに下方制御され,Wnt2bはNPC組織において有意に上方制御された。miR-234-3pおよびWnt2bの発現レベルは,NPCのTステージ,臨床ステージおよび頸部リンパ節転移と密接に相関していた(P<0.05)。【結論】miR-234-3pは,Wnt2bを標的とすることによってNPCの移動と浸潤を抑制することができ,miR-234-3p/Wnt2b経路は,NPCに対する新しい潜在的治療的手掛かりを提供する可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般  ,  基礎腫よう学一般 
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