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J-GLOBAL ID:201802253437883840   整理番号:18A0754865

気候駆動ミトコンドリア選択:オーストラリアの鳴鳥におけるテスト【JST・京大機械翻訳】

Climate-driven mitochondrial selection: A test in Australian songbirds
著者 (9件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 898-918  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2684A  ISSN: 0962-1083  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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異なる環境に生息する個体群間の多様化選択は,種内の系統多様性を促進し,最終的に種分化を駆動することができる。ミトコンドリアゲノム(ミトゲノム)は酸化的リン酸化(OXPHOS)系の必須蛋白質をコードし,気候駆動選択(すなわち異なる気候に関連する)に対する強い標的となり得る。著者らは,更新世の気候変化がオーストラリアの鳥類内のミトコンドリアの選択と進化を低下させるかどうかを調べた。最初に,17種のs鳥種に対するミトコンドリアND2遺伝子の系統地理学的分析を用いて,ミトコンドリアクレード(mitolineage)を同定した。第二に,距離に基づく冗長性解析を用いて,気候が地理的距離と地理的位置によって説明されるものを超えて種内遺伝的発散における変動を予測するかどうかを試験した。第3に,著者らは,系統発生的枠組みにおけるコドンモデルを用いて17種の各ミトolを代表する41の完全ミトゲノム配列を分析し,類似の気候に存在する異なる種のミトolにおける平行選択のための試験を行った。調べた17種のうち,13種は複数のミトol(範囲:2~6)を有していた。気候は8種のミトコンドリア変異の有意な予測因子であった。OXPHOS複合体Iにおける少なくとも2つのアミノ酸置換は,2つの種の特異的な減数分裂において正の選択の下で進化した。蛋白質相同性モデリングにより,これらのうちの1つはND6蛋白質チャンネルのループ領域にあり,他はND5の機能的に重要なヘリックスHL領域にあることを示した。これらの知見は,気候関連選択のためのミトコンドリア蛋白質候補の機能的及び進化的意義の直接試験を呼ぶ。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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進化論一般 
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