抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・瞬時電圧低下(瞬低)は,落雷・風雪等の自然災害により送電線に事故が発生した際,その事故を切り分けるための遮断器の遮断に要する極めて短時間(0.07~2秒)だけ電圧が低下する現象である。瞬低補償装置は回路構成により次の3種類に分けられ,各々の回路構成の特長を解説。(1)常時商用給電方式,(2)常時インバータ給電方式,(3)直列補償方式。
・瞬低における短時間電圧降下補償を目的とし,設置スペースを低減させる蓄電デバイスとして,重金属等の有害物質を含まない電気二重層コンデンサが注目されている。従来の鉛蓄電池やリチウムイオン蓄電池などの二次電池と電気二重層コンデンサについて,エネルギー密度,出力密度,寿命,環境性について性能比較を示し,電気二重層コンデンサ採用によるメリットを説明。
・ただし,電気二重層コンデンサによる停電等による長時間補償ではコスト,設置スペースなどの限界があるので,数分~10分程度の停電補償対策にはリチウムイオン蓄電池を採用し,UPSと同等の補償性能を実現。