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J-GLOBAL ID：201802253704602968   整理番号：18A0242601

正常および高コレステロール食を与えたラットにおける高分子量カキタンニンの摂取による再形成糞便腸内細菌叢組成【Powered by NICT】

Reshaped fecal gut microbiota composition by the intake of high molecular weight persimmon tannin in normal and high-cholesterol diet-fed rats

著者 (5件)： Zhu Wei (College of Food Science and Technology, Huazhong Agricultural University, Wuhan, 430070, China. [e-mail]) ,  Lin Kuan ,  Li Kaikai ,  Deng Xiangyi ,  Li Chunmei
資料名： Food & Function  (Food & Function)
巻： 9  号： 1  ページ： 541-551  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2339A  ISSN： 2042-6496  CODEN： FFOUAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 腸ミクロビオームは肥満に関連しているかもしれないことが提案されている,および食餌誘導性肥満は腸内微生物叢組成の変化を誘発する可能性がある。我々の以前の研究は,高度に重合した及び腸における非吸収性,カキタンニン(PT)は動物モデルにおいて抗高脂血症とコレステロール低下作用を示すことを示唆した。腸内細菌上のPTの組成改質効果は,in vivoでの抗高脂血症とコレステロール低下作用に寄与する可能性があることを考慮して,本研究では,PT投与は正常食および高コレステロール(HC)食を与えたラットにおける腸内微生物叢を緩和できるかどうかを,PTは正常およびHC給餌ラットの両方で細菌組成を変化させるかを決定した。Sprague-Dawleyラットを無作為に八群に分け,正常またはHC飼料またはPT(50(LPT),100(MPT),200(HPT)mg/kg体重(BW)/日)の低/中/高用量無添加を4週間給餌した。0 7 14 21,および28日目に,糞便は,微生物相と物理化学的分析のために収集して合成した。結果は,LPT及びMPT補給は,正常餌料給餌とHC両飼料で飼育したラットにおけるBacteroidetes/Proteobacteria比を増加させることによって腸内細菌叢組成を有意に変化させたことを示した。LPTは,正常餌料給餌ラットにおけるFirmicutes/Bacteroidetes比を減少させ,MPTは,HC食を与えたラットにおけるFirmicutes/Bacteroidetes比を減少させた。両LPTとMPT補給は治療の14日後に特異的細菌種の顕著な変化を誘導した。Bifidobacterium属及び乳酸かん菌属の相対的豊度はLPT及びMPT処理の両方により増加し,Escherichia coliとEnterococcusのそれは減少した。著者らのデータはまた,細菌組成の変化及び短鎖脂肪酸(SCFA)代謝の変化の間に相関があることを示した。しかし,HPT補給は有害な方法で門と種レベルでの腸内細菌叢を変化させた。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *細菌 ,  代謝 ,  大腸菌 ,  肥満 ,  ビフィズス菌 ,  高脂血症 ,  腸内微生物 ,  乳酸桿菌属 ,  ミクロフローラ ,  ステロール ,  脂環式アルコール
準シソーラス用語： Firmicutes ,  バクテロイデス門 ,  *腸内細菌 ,  コレステロール低下作用 ,  *腸内フローラ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 微生物の生態  (EG03040J) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (1件)： コレステロール

タイトルに関連する用語 (7件)： 高コレステロール食 ,  ラット ,  高分子量 ,  カキタンニン ,  糞便 ,  腸内細菌叢 ,  組成