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J-GLOBAL ID:201802253855170579   整理番号:18A1293615

Rhizoctonia solani AG8に対する病害抑制性および非抑制性土壌におけるコムギ根圏ミクロビオームの比較メタトランスクリプトミクス【JST・京大機械翻訳】

Comparative Metatranscriptomics of Wheat Rhizosphere Microbiomes in Disease Suppressive and Non-suppressive Soils for Rhizoctonia solani AG8
著者 (7件):
資料名:
巻:ページ: 859  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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土壌伝染性真菌Rhizoctonia solani吻合群(AG)8は穀物作物の主要病原体であり,実質的な生産損失をもたらす。コムギまたはオオムギの抵抗性品種の不在下では,病害防除のための持続可能で持続的な方法が生物学的病害抑制の増強にある可能性がある。病害抑制によるR.solani Ag8の効果的な生物学的防除の証拠は,南オーストラリア,Avonにおける著者らの研究サイトで良く報告されている。植物病原体R.solani Ag8に対する抑制および非抑制性の隣接圃場で生育したコムギ植物の根圏微生物の分類学的および機能的特性を評価するために,比較メタトラン法を適用した。12の根圏メタトランスクリプト(圃場当たり6つ)の分析を,非集合および組み立てられた読み取りを含む2つの生物情報学的アプローチを用いて行った。示差発現分析により,mRNAアノテーションに基づく根圏における優勢な分類群は,抑制試料に対して非抑制性試料およびStenotrophomonas spp.およびButtiaiella spp.に対してArthrobacter spp.およびPseudomonas spp.であることが示された。抑制および非抑制試料の比較において,組み立てられたメタトランスクリプト分析は,非集合分析よりも,より差別的に発現した遺伝子を同定した。抑制試料は,テルペノイド生合成バックボーン遺伝子(dxs)と多くの寒冷ショック蛋白質(csp)のポリケチドシクラーゼのより大きな発現を示した。非抑制試料は,ピロルニトリン合成に関与する非ヘムクロロペルオキシダーゼ(cpo),フェナジン生合成ファミリー蛋白質F(PHZF)及びその転写活性化因子蛋白質(phzR)のような抗生物質遺伝子のより大きな発現により特性化された。活性酸素種(ROS)とスーパーオキシドラジカル(sod,cat,ahp,bcp,gpx1,trx)の解毒に関与する多数の遺伝子も,R.solani Ag8によるコムギ根の感染に応答して非抑制性根圏試料で発現した。これらの結果は,R.solani Ag8に対する土壌抑制および非抑制におけるコムギの根圏における微生物遺伝子発現への新しい洞察を提供する。これらの機能に関与するアプローチは,作物のR.solani Ag8感染を減少させるための有益な根圏ミクロフローラを促進する管理選択肢の開発の究極の目標と,植物-微生物-病原体相互作用の分子相互作用をより正確に決定するための方向を提供する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
菌類による植物病害  ,  生物的防除 

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