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J-GLOBAL ID:201802253937999252   整理番号:18A1376740

昇温脱離法分析装置による建築用塗膜の気体透過・拡散・溶解度係数の測定方法と温湿度依存性に関する研究

Measuring the Temperature and Humidity Dependence of Gas Diffusivity in Building Coatings by Using a Using Thermal Desorption System
著者 (1件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 347-357(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0386-2186  CODEN: KBRBA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年の建築物の長寿命化需要の高まりに伴い,建築用塗膜のバリア性能の評価が重要になりつつあるが,一般的な高分子膜と同様の性能評価試験の適用が困難なため,どのようなガス種類に対してどれほどのバリア性を有するのか,塗膜単味を対象とした評価手法が構築されてこなかった経緯がある.そこで本研究では,建築用塗膜を中心とする高分子膜において,気体の物質移動抵抗性の評価が可能な測定手法の一つとして,昇温脱離法分析装置を用いた気体透過・拡散・溶解度係数の測定について検討を行った.その結果,昇温脱離法分析装置に標準サンプルを供した試験によって,気体透過・拡散係数の測定が可能であることが示された.さらに,本研究で用いた建築用塗膜においては,ガラス状態とみなして物質移動抵抗性を評価することが望ましく,実験結果により,温湿度環境と材料の組合せによって,物質移動の特性が異なること,複数種類気体が透過,拡散する場合は相互作用があることが示された.そして,これらの結果は,一般的な高分子においてもこれまでに指摘されてきたように,建築用塗膜中の気体分子の移動現象についても自由体積の影響を示唆するものである可能性が指摘された.(著者抄録)
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分類 (4件):
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高分子固体の物理的性質  ,  塗料の性質  ,  膜分離  ,  高分子固体のその他の性質 
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