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J-GLOBAL ID：201802253946462591   整理番号：18A0523286

事前熱蓄積はその後の実験的熱波時の生存率を低下させる【Powered by NICT】

Prior heat accumulation reduces survival during subsequent experimental heat waves

著者 (3件)： Siegle Matthew R. (Department of Zoology and Biodiversity Research Centre, The University of British Columbia, #4200 University Boulevard, Vancouver, British Columbia V6T 1Z4, Canada) ,  Taylor Eric B. (Department of Zoology and Biodiversity Research Centre, The University of British Columbia, #4200 University Boulevard, Vancouver, British Columbia V6T 1Z4, Canada) ,  O’Connor Mary I. (Department of Zoology and Biodiversity Research Centre, The University of British Columbia, #4200 University Boulevard, Vancouver, British Columbia V6T 1Z4, Canada)
資料名： Journal of Experimental Marine Biology and Ecology  (Journal of Experimental Marine Biology and Ecology)
巻： 501  ページ： 109-117  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0533A  ISSN： 0022-0981  CODEN： JEMBAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 極度に暑い天候の期間,熱波は,気候変化の下での周波数と持続時間も増加することが予想される。熱波のような熱ストレス事象への反復曝露は個体群動態に影響を及ぼし,個体群持続性をもできる。最近の熱履歴は熱波の間,生存または成長のような個体群統計学的反応を増強または阻害かどうかを理解することは,気候変動に直面した個体群持続性を予測するために重要である。最近の熱履歴の異なるプールに生息する,Tigriopus californicus,飛沫プールカイアシ類の個体群における実験的な熱波に続いて異なる死亡率を試験した。熱履歴の差と相関していることを生存率の違いを観察した。熱履歴の複数の指標の中で,毎日のデグリーアワー(熱蓄積の尺度)は熱波生存を最もよく説明できるより多くの時間が減少した熱波生存をもたらしたことを示した。この知見は亜致死温度への反復曝露は熱耐性を低下させるという仮説と一致した。熱波強度と継続時間,あるいは熱蓄積とそれに続く熱波を増加させる温暖条件を増加させると,熱波の個体群統計学的効果を悪化させるによる個体群持続性に悪影響を与える可能性がある。本研究の結果は,気候変動への個体群レベルの応答を予測する能力を強化する個体群生態学の領域内で機構的生理学を統合する必要性を強調した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 気候変動 ,  個体群 ,  ポピュレーションダイナミックス ,  *生存率 ,  耐熱性 ,  継続時間 ,  生理学 ,  熱履歴 ,  暑熱ストレス ,  *蓄熱 ,  カイアシ類 ,  死亡率
準シソーラス用語： 個体群統計学 ,  持続性 ,  *熱波 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 熱波 ,  熱蓄積 ,  Tigriopus californicus ,  熱史 ,  生存 ,  エネルギー論

分類 (4件)： 個体群生態学  (EE03030S) ,  魚類  (FH02020K) ,  生態系  (EE01040P) ,  動物に対する影響  (EE04040K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱蓄積 ,  実験 ,  熱波 ,  生存