文献
J-GLOBAL ID:201802254021835633   整理番号:18A1339804

鋳鉄の熱疲労特性に及ぼす黒鉛形態の影響

Effect of Graphite Shape on Thermal Fatigue Properties of Cast Iron
著者 (3件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 359-366  発行年: 2018年07月25日 
JST資料番号: G0096A  ISSN: 1342-0429  CODEN: CHKOFY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
球状黒鉛鋳鉄は,フレーク状黒鉛鋳鉄および圧密バーミキュラ黒鉛鋳鉄よりも,高い強度および延性を持つことが知られている。球状黒鉛鋳鉄は自動車排気システムにしばしば適用されるが,黒鉛形態の違いによる,高温特性に関する研究は殆んど行われていない。低サイクル熱機械疲労試験を,排気システム部品の材料品質評価のために実施した。本試験において,温度と歪は,部品が使用される環境を仮定して同時に変化できる。排気システム部品は,高温では引張歪が発生し低温では引張歪が発生すると云う,位相外タイプと考えられる。それぞれ異なる黒鉛形状を持つ異なる鋳鉄材料を用いて,373Kと1073Kとの間を加熱と冷却を繰り返す,低サイクル熱機械疲労試験は,球状黒鉛鋳鉄において最長寿命をもたらし,次いでバーミキュラ黒鉛鋳鉄およびフレーク状黒鉛鋳鉄が得られた。熱機械疲労試験から,圧縮の塑性変形が引張歪を伴って1073Kで起こり,最終的に破壊に至ることが分かった。この破壊は,低温領域への転移の間の伸長が小さい時に,容易に起こる傾向があった。更に,この試験は大気圧で行うので,熱疲労寿命は酸化が進行すると容易に短くなることが分かった。長い熱疲労寿命を持つ球状黒鉛鋳鉄は,フレーク状黒鉛鋳鉄およびバーミキュラ黒鉛鋳鉄よりも,673Kで高い耐酸化性および高い伸長を有した。これら特性は熱疲労寿命に影響すると考えられる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
鋳造一般  ,  金属材料 
引用文献 (12件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る