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J-GLOBAL ID：201802254094316110   整理番号：18A1339808

ダイカストの金型への抱き付き力解析予測に及ぼす諸因子の影響と実製品への適用

Effects of Influential Factors on Contact Force Between Die and Casting and Validation Using Die-cast Product

著者 (2件)： 植田将志 (アーレスティ) ,  三中西信治 (アーレスティ)
資料名： 鋳造工学  (Journal of Japan Foundry Engineering Society)
巻： 90  号： 7  ページ： 386-392  発行年： 2018年07月25日 
JST資料番号： G0096A  ISSN： 1342-0429  CODEN： CHKOFY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 残留応力および熱応力のような熱影響を考慮した有限要素法(FEM)解析は,ダイカストの設計においてますます重要になっている。最近Shige氏等によって,弾塑性クリープモデルが,弾塑性モデルよりも,I字型鋳物の熱応力および残留応力をより正確に予測できることが分かった。本研究で,金型と鋳物との間の抱き付き力に影響する因子を,I字型鋳物に比較してもっと一般的なモデルを用いて解析した。結果から,塑性変形が形状に依らず抱き付き力に影響する最も重要な因子であり,またクリープ項の考慮が抱き付き力を更に減少させることを確認した。また,弾塑性クリープモデルは,アルミニウムダイカスト製品の残留応力のシミュレーションを検証することによって,弾塑性モデルよりも優れていることが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ダイカスト ,  金型 ,  有限要素法 ,  *弾塑性 ,  クリープ ,  残留応力 ,  熱応力 ,  塑性変形 ,  I形梁 ,  アルミニウム合金 ,  分散分析
準シソーラス用語： *接触力 ,  ダイカスト金型

分類 (1件)： 鋳造法,鋳込  (WC01030Q)

引用文献 (7件)：

• 沖 進,新山英輔:鋳物42(1970)32
• 本山雄一,吉田誠,神戸洋史,八下田健次,西岡敏行,佐藤武志,志賀英俊:日本鋳造工学会全国講演大会講演概要集161(2012)22
• 志賀英俊,佐藤武志,神戸洋史,本山雄一,吉田誠: 鋳造工学87(2015)453
• 特開2015-132564(P2015-132564A)
• 日本ダイカスト協会 素形材センター編,ダイカストの離型に関する調査研究(1999)34

タイトルに関連する用語 (5件)： ダイカスト ,  金型 ,  力解析 ,  予測 ,  因子