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J-GLOBAL ID：201802254169862610   整理番号：18A0395977

Portulaca oleraceaL.はラットの海馬におけるリポ多糖類誘発受動的回避学習と記憶およびTNF-α障害を予防する【Powered by NICT】

Portulaca oleracea L. prevents lipopolysaccharide-induced passive avoidance learning and memory and TNF-α impairments in hippocampus of rat

著者 (2件)： Noorbakhshnia Maryam (Department of Biology, Faculty of Sciences, University of Isfahan, Isfahan, Iran) ,  Karimi-Zandi Leila (Department of Biology, Faculty of Sciences, University of Isfahan, Isfahan, Iran)
資料名： Physiology & Behavior  (Physiology & Behavior)
巻： 169  ページ： 69-73  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0800B  ISSN： 0031-9384  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 神経炎症は記憶を損なう可能性があるという証拠が増加している。Portulaca oleracea Linnことが指摘されている。(POL),は抗炎症活性を有し,炎症に起因する記憶障害を改善する可能性がある。本研究では記憶想起に及ぼすPOLの水-アルコール抽出物による前処理の影響を,リポ多糖類(LPS)処理したラットで検討した。雄Wistarラット(200 220g)を14日間対照食またはPOL(400mg/kg, p.o.)の含有飼料を投与した。そして,生理食塩水またはLPS(1mg/kg, i.p.)の注射を受けた。全ての実験群では,最後の注射後の4H,受動的回避学習(PAL)と記憶試験を行った。保持試験は,トレーニング後24時間で実施し,動物を殺処分した。海馬TNF-αレベルは,LPSが誘導する神経炎症の一基準としてのELISAを用いて測定した。結果は,LPSは海馬組織におけるPALと記憶とTNF-αレベルの上昇を有意に阻害することを示した。POLによる前処理は,対照ラットの記憶を改善し,LPS処理ラットの記憶およびTNF-α劣化を防止した。総合すれば,本研究の結果は,POLの水-アルコール抽出液は,LPS処理したラットの記憶障害を改善し,おそらくTNF-αおよび抗炎症活性の阻害を介して可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 炎症 ,  *回避学習 ,  *TNFα ,  前処理 ,  ELISA ,  *リポ多糖類 ,  *海馬 ,  動物 ,  記憶障害 ,  消炎作用
準シソーラス用語： 注射 ,  生理食塩水 ,  Wistarラット ,  記憶想起 ,  神経系炎症 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Portulaca oleraceaL. ,  受動回避学習 ,  神経炎症 ,  海馬 ,  TNF-α

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (9件)： Portulaca ,  ラット ,  海馬 ,  リポ多糖類 ,  誘発 ,  回避学習 ,  TNF-α ,  障害 ,  予防