文献

J-GLOBAL ID：201802254191652519   整理番号：18A1993995

Candida albicansにおけるG1及びS期停止は異なる機構を介して糸状増殖を誘導する【JST・京大機械翻訳】

G1 and S phase arrest in Candida albicans induces filamentous growth via distinct mechanisms

著者 (4件)： Chen Cuilan (Institute of Molecular and Cell Biology, Agency for Science, Technology, and Research, Singapore) ,  Zeng Guisheng (Institute of Molecular and Cell Biology, Agency for Science, Technology, and Research, Singapore) ,  Wang Yue (Institute of Molecular and Cell Biology, Agency for Science, Technology, and Research, Singapore) ,  Wang Yue (Department of Biochemistry, Yong Loo Lin School of Medicine, National University of Singapore, Singapore)
資料名： Molecular Microbiology  (Molecular Microbiology)
巻： 110  号： 2  ページ： 191-203  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0455A  ISSN： 0950-382X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Candida albicansは日和見的真菌病原体である。免疫不全患者において,それは高死亡率で血流感染を引き起こすことができる。酵母と菌糸形態の間を切り替える能力は,C.albicansの重要な毒性因子である。多様な環境合図に応答して,いくつかのシグナル伝達経路が活性化され,糸状増殖をもたらす。興味あることに,細胞周期停止は,関与する経路が良く理解されていないが,糸状増殖を誘導することもできる。ここでは,cAMP-PKA経路が,ヒドロキシ尿素処理によるG1サイクリンCln3およびS期停止の枯渇により,G1停止により生じる糸状増殖に関わることを示した。フィラメンテーションに含まれる下流機構は,2つの細胞周期停止現象の間で異なっている。Cln3枯渇細胞は糸状増殖のためにHgC1とUME6を必要とするが,ヒドロキシ尿素誘導フィラメンテーションは必要としない。また,菌糸レプレッサーNrg1はCln3枯渇及びヒドロキシ尿素誘導糸状増殖の抑制に関与しなかった。この知見は,cAMP-PKA経路の下流の異なる機構が誘導シグナルの性質に基づいて活性化される糸状増殖を制御するシグナル伝達ネットワークの複雑性を強調する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 死亡率 ,  真菌類 ,  病原体 ,  酵母 ,  菌糸 ,  *鵞口瘡カンジダ ,  レプレッサー ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： 複雑性 ,  シグナル伝達ネットワーク ,  フィラメンテーション ,  細胞周期停止 ,  毒性因子 ,  血流感染症 ,  *S期 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  細胞分裂・増殖  (EF02020D)

物質索引 (1件)： ヒドロキシ尿素

タイトルに関連する用語 (4件)： Candida ,  S期 ,  増殖 ,  誘導