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J-GLOBAL ID：201802254279610086   整理番号：18A0614561

マウスにおける腹側被蓋野へのニューロテンシン投射の定量【Powered by NICT】

Determination of neurotensin projections to the ventral tegmental area in mice

著者 (5件)： Woodworth Hillary L. (Department of Physiology, Michigan State University, East Lansing, MI, USA) ,  Brown Juliette A. (Department of Pharmacology and Toxicology, Michigan State University, East Lansing, MI, USA) ,  Batchelor Hannah M. (Department of Physiology, Michigan State University, East Lansing, MI, USA) ,  Bugescu Raluca (Department of Physiology, Michigan State University, East Lansing, MI, USA) ,  Leinninger Gina M. (Department of Physiology, Michigan State University, East Lansing, MI, USA)
資料名： Neuropeptides  (Neuropeptides)
巻： 68  ページ： 57-74  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0895A  ISSN： 0143-4179  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 神経ペプチドニューロテンシン(Nt)と薬理学的治療は,摂食,運動活性,および生殖のような動機づけられた行動を変化させる。腹側被蓋領域(VTA)ドーパミン(DA)ニューロンは,これらの挙動を制御し,Nt,Nt受容体-1を介してDAニューロンの活性を直接調節する。VTAにNt源はムクドリとラットで報告されているが,マウスのVTAへNtの内因性起源は明らかにされていない,Nt回路は,このモデルで特定の行動を調整する決定を妨げる。この障害を克服するために,逆行性トレーサーFluoro-Gold NtニューロンにおけるGFPを発現するマウスのVTAへ注入した。ふっ化金を蓄積するGFP Nt細胞の同定は,マウスにおけるVTAにNt求心性神経を明らかにした。ラットと同様に,マウスのVTAに最もNt求心性神経は内側と外側視索前野(POA)と視床下部外側野(LHA),摂食と生殖の配位に重要であることを脳領域から生じる。さらに,VTAはマウスの側坐核シェル(NAsh)におけるNtニューロンからの高密度入力,扁桃体と中脳水道周囲灰白質領域からの少量Nt予測を受けている。まとめると,著者らのデータは,VTAへ直接求心性神経を提供し,これは動機付け行動の特定の側面を調節する可能性があるNtニューロンの複数の集団を明らかにした。VTAを理解する内因性Nt作用の基礎,および回路特異的かNt変調は神経精神疾患における動機づけと感情障害を補正するのに有用である可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 感情障害 ,  *ニューロテンシン ,  側坐核 ,  扁桃核 ,  ニューロン ,  予測 ,  動機づけ ,  薬物療法 ,  視索前野
準シソーラス用語： 精神神経疾患 ,  中脳水道周囲灰白質 ,  外側視床下部 ,  求心性ニューロン ,  内因性 ,  *腹側被蓋野 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 視床下部外側野 ,  視索前領域 ,  坐核 ,  逆行性トレーシング ,  フルオロゴールド ,  動機づけ ,  報酬 ,  ドーパミン

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： マウス ,  腹側被蓋野 ,  ニューロテンシン ,  投射 ,  定量