文献

J-GLOBAL ID：201802254290066813   整理番号：18A0256767

Wnt8a遺伝子はゼブラフィッシュのはい腎臓前駆細胞のプールを拡大する【Powered by NICT】

Wnt8a expands the pool of embryonic kidney progenitors in zebrafish

著者 (4件)： Naylor Richard W. (Department of Molecular Medicine and Pathology, University of Auckland, Auckland 1142, New Zealand) ,  Han Hwa In (Department of Developmental Biology, Center for Critical Care Nephrology, University of Pittsburgh, Pittsburgh, PA 15213, USA) ,  Hukriede Neil A. (Department of Developmental Biology, Center for Critical Care Nephrology, University of Pittsburgh, Pittsburgh, PA 15213, USA) ,  Davidson Alan J. (Department of Molecular Medicine and Pathology, University of Auckland, Auckland 1142, New Zealand)
資料名： Developmental Biology  (Developmental Biology)
巻： 425  号： 2  ページ： 130-141  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0522A  ISSN： 0012-1606  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ゼブラフィッシュ胚発生の間に前腎は腎器官形成の初期段階中の膨張を受けることを後方中はい葉細胞の小集団から生じる。wnt8は原腸陥入の間に後方中はい葉形成に必要であるが,中間中はい葉,前腎前駆体といくつかの血液/血管系統における原腸はい後の胚で一時的に発現した。ここでは,初期中胚葉パターン形成を破壊しないことをモルホリノの低用量を用いて,wnt8aのノックダウンは,腎臓および血液細胞の数を減少させることを示した。腎臓に対して,wnt8a欠乏は初期体節形成時の腎前駆成長,EdU取込によって検出されたを減少させるが,アポトーシスに影響を及ぼさなかった。wnt8aノックダウン胚において腎前駆細胞プールの枯渇は短縮最遠位セグメントと延伸した近位尿細管細胞によって特徴づけられることを24hpfで前腎における細胞障害をもたらした。初期体節形成時のカノニカルWnt経路アゴニストBIOのパルスが腎前駆細胞プールのサイズをレスキューするのに十分なより長い処理は腎臓細胞の数を拡大した。まとめると,これらの観察は,後方中はい葉パターン形成におけるその確立した役割に加えて,Wnt8も腎臓形態形成前に腎前駆細胞プールを拡大する因子として役割を果たすことを示す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 原腸胚 ,  形態形成 ,  血管 ,  原腸形成 ,  アポトーシス ,  *ゼブラフィッシュ ,  *遺伝子 ,  中胚葉 ,  前駆体 ,  パターン形成
準シソーラス用語： 体節形成 ,  遺伝子ノックダウン法 ,  器官形成 ,  前腎 ,  *前駆細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 前腎 ,  中間中はい葉 ,  Wnt8 ,  Proliferation ,  ゼブラフィッシュ

分類 (1件)： 発生と分化  (EJ16020W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 遺伝子 ,  ゼブラフィッシュ ,  はい ,  腎臓前駆細胞 ,  拡大