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J-GLOBAL ID：201802254322700431   整理番号：18A0786789

ラウロイルアルギナートエチルはPseudomonas aeruginosaバイオフィルム発生に必要な鉄シグナルを遮断する【JST・京大機械翻訳】

Lauroyl Arginate Ethyl Blocks the Iron Signals Necessary for Pseudomonas aeruginosa Biofilm Development

著者 (5件)： Kim Taek-Seung (School of Civil, Environmental and Architectural Engineering, Korea University) ,  Ham So-Young (School of Civil, Environmental and Architectural Engineering, Korea University) ,  Park Bernie B. (College of Pharmacy, Korea University) ,  Byun Youngjoo (College of Pharmacy, Korea University) ,  Park Hee-Deung (School of Civil, Environmental and Architectural Engineering, Korea University)
資料名： Frontiers in Microbiology (Web)  (Frontiers in Microbiology (Web))
巻： 8  ページ： 970  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7080A  ISSN： 1664-302X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 緑膿菌は,生きている表面および非生体表面上に生物膜を形成することができる普遍的なグラム陰性細菌であり,しばしば望ましくない結果をもたらす。著者らは,合成非酸化性殺生物であるラウロイルアルギン酸エチル(LAE)が,静的および流動条件下でのサブ増殖阻害濃度において緑膿菌による生物膜形成を阻害することを見出した。LAEにより標的化された遺伝子を同定するために,遺伝子チップマイクロアレイを用いて全体的トランスクリプトーム解析を行った。LAE処理に応答して,緑膿菌細胞は鉄獲得とシグナル伝達遺伝子をアップレギュレーションし,鉄貯蔵遺伝子をダウンレギュレーションした。LAEは,遊離LAE分子がLAEに対する鉄の比率を増加させることによって測定された実験において,鉄をキレートする能力を示した。さらに,無処理細胞と比較して,LAEで処理された緑膿菌細胞は,細胞が鉄で飢餓される時に通常明白な表現型である,増強されたれん縮運動性を示した。まとめると,これらの結果は,LAEが鉄制限条件を生成し,次に緑膿菌生物膜発生に必要な鉄シグナルを遮断することを意味する。バイオフィルム開発に導く破壊またはブロッキングシグナルは,問題のあるバイオフィルムを軽減するための効率的な方法であると思われる。これらの知見は,LAEが治療的および工業的目的のために緑膿菌バイオフィルムの低減に役立つことを示唆している。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： グラム陰性菌 ,  遺伝子 ,  *鉄 ,  増殖阻害 ,  アップレギュレーション ,  治療法 ,  ダウンレギュレーション ,  ターゲティング ,  *緑膿菌 ,  キレート化合物 ,  *生物膜 ,  表現型
準シソーラス用語： トランスクリプトーム解析 ,  マイクロアレイ ,  バイオフィルム形成 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： バイオフィルム ,  バイオフィルム阻害剤 ,  鉄 ,  ラウロイルアルギナートエチル ,  Pseudomonas aeruginosa

分類 (5件)： 分化,増殖,成長,生殖  (EG03055B) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  滅菌法  (EG02040C) ,  微生物に対する影響  (EE05020V) ,  抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S)

タイトルに関連する用語 (5件)： Pseudomonas ,  バイオフィルム ,  鉄 ,  シグナル ,  遮断