抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:乳癌組織におけるメラニン抗原C1(MAGE-C1)とメラニン抗原C2(MAGE-C2)の発現状況を観察し、MAGE-C1、MAGE-C2発現と乳癌患者の臨床病理特徴と予後との関係を検討する。方法:84例の乳癌患者を選び、手術切除腫瘍組織を観察グループとし、癌周辺正常組織を対照グループとする。MAGE-C1,MAGE-C2,およびmRNAを,SP免疫組織化学とRT-PCRによって検出した。MAGE-C1とMAGE-C2の発現は,異なる臨床的特徴の乳癌患者において比較した。患者の生存状況を観察し、Kaplan-Meier法を用いて乳癌患者の予後生存状況を分析し、非条件単因子と多因子Cox比例リスク回帰モデルによりMAGE-C1、MAGE-C2発現と乳腺癌患者の予後との関係を分析した。【結果】観察群のMAGE-C1,MAGE-C2mRNAおよび陽性発現は,対照群より高かった(P<0.05)。臨床病期はIII期、リンパ節転移及びERとHER2陽性の乳腺癌患者のMAGE-C1とMAGE-C2の陽性発現例数が高い。84人の乳癌患者の生存期間の中央値は48.68か月であった。非条件付き単変量Cox比例リスク回帰モデルは,MAGE-C1とMAGE-C2陽性乳癌患者の生存期間が短縮したことを示した(P<0.05)。多変量Cox比例危険回帰モデルの分析は,MAGE-C1とMAGE-C2が乳癌患者の予後に影響する独立危険因子であることを示した(P<0.05)。【結語】MAGE-C1とMAGE-C2は乳癌組織で高度に発現され,臨床病期はIII期,リンパ節転移,ERとHER2陽性で,陽性発現は予後不良である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】