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J-GLOBAL ID：201802254409606727   整理番号：18A0556717

リチウムイオン電池の発火・爆発対策のための材料設計,安全対策 安全性という視点からのリチウムイオン二次電池正極材料の技術動向

著者 (1件)： 渡辺春夫 (渡辺春夫技術士事務所)
資料名： 月刊Material Stage  (マテリアルステージ)
巻： 17  号： 6  ページ： 42-47  発行年： 2017年09月10日 
JST資料番号： L5969A  ISSN： 1346-3926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・安全性という視点からのリチウムイオン二次電池正極材料の技術動向の解説。
・コバルト酸リチウム(LCO)などの正極活物質と各種正極活物質の電解液との反応の発熱量および充電容量への依存性が少なく全体的に発熱が低く安全性が高いマンガン酸リチウム。
・LCOへの少量のMgOの被覆と600°Cの熱処理による発熱量低下などの安全性向上。
・ニッケル系正極活物質NCMにおけるAlとMgの置換による発熱量低下による安全性向上。
・ニッケルコバルトアルミン酸リチウムのLiAlO₂被覆による発熱量の低下およびサイクル特性向上とレート容量向上。

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *電極材料 ,  *物質 ,  熱量 ,  反応熱 ,  *安全性 ,  コバルト酸塩 ,  リチウム化合物
準シソーラス用語： *正極活物質 ,  発熱量 ,  コバルト酸リチウム

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

引用文献 (17件)：

• Z. Zhang, D. Fouchard, J. R. Rea, J. Power Sources, 70, 16 (1998)
• J. R. Dahn, E. W. Fuller, M. Obrovac, U. von Sacken, Solid State Ionics, 69, 265 (1994)
• H. J. Kweon, J. J. Park, J. W. Seo, G. B. Kim, B. H. Jung, H. S. Lim, J. Power Sources, 126, 156 (2004)
• J. Cho, G. Kim, Electrochem. Solid -State Lett., 2, 253 (1999)
• H. -J. Noh, S. Youn, C. S. Yoon, Y. -K. Sun, J. Power Sources, 233, 121 (2013)

タイトルに関連する用語 (9件)： リチウムイオン電池 ,  発火 ,  爆発 ,  対策 ,  材料設計 ,  視点 ,  リチウムイオン二次電池 ,  正極材料 ,  技術動向