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J-GLOBAL ID:201802254424531056   整理番号:18A0402223

ブラジルのアマゾン熱帯雨林におけるCopaifera reticulata Ducke(マメ科)から得たオレオレジンのin vitroおよびin vivo抗マラリアの可能性【Powered by NICT】

In vitro and in vivo antimalarial potential of oleoresin obtained from Copaifera reticulata Ducke (Fabaceae) in the Brazilian Amazon rainforest
著者 (9件):
資料名:
巻: 24  ページ: 111-118  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1767A  ISSN: 0944-7113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アマゾン地域の植物相の広範囲の観点から,多くの植物は新しい抗マラリア薬のための研究が行われている。Copaifera reticulataは主要化合物としてβ-カリオフィレンをもつセスキテルペンとジテルペンのオレオレジンリッチを含むアマゾン地域全体に分布する木である。オレオレジンはLeishmania amazonensisに対する抗寄生虫活性を実証した。この以前に報告された活性のために,このオレオレジンも抗マラリア活性を持つことが期待される。本研究では,C.reticulataオレオレジンのin vitro及びin vivo抗マラリア可能性を評価した。in vitroアッセイにより,P.falciparum W2と3D7株とヒト線維芽細胞株26VA Wi4を用いて行った。in vivo解析のために,BALB/cマウスは,P.bergheiが寄生した約10~6赤血球に感染し,それらの寄生虫血症レベルはC.reticulataによる治療の7日間観察された;血液学的および生化学的パラメータを実験終了時に分析した。セスキテルペンβ-カリオフィレン(41.7%)およびβ ビサボレン(18.6%)を含むC.reticulataのオレオレジンは,P.falciparum W2と3D7株(IC_50=1.66と2.54μg/ml)に対して活性であり,26van Wi4細胞株(IC_50>100μg/ml)に対して低い細胞毒性を示した。C.reticulataオレオレジンは感染動物の寄生虫血症レベルを低下させ,200および100mg/kg/日の用量はアルテミシニン100mg/kg/日で得られたものに類似した寄生虫血症除去の速度に達した。さらに,オレオレジンによる処理は感染動物の低血糖,血液,肝臓及び腎臓パラメータを改善した。C.reticulataのオレオレジンは抗マラリア特性を有し,将来の研究はその作用機構を明らかにする必要がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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抗原虫薬・駆虫薬の基礎研究  ,  薬物の構造活性相関 

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