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J-GLOBAL ID：201802254432210940   整理番号：18A1712235

単一細胞生物における膜脂質組成の修飾 基礎から応用まで【JST・京大機械翻訳】

Modification of membrane lipid compositions in single-celled organisms - From basics to applications

著者 (4件)： Pichler Harald (Institute of Molecular Biotechnology, Graz University of Technology, NAWI Graz, BioTechMed Graz, Graz, Austria) ,  Pichler Harald (ACIB - Austrian Centre of Industrial Biotechnology, Graz, Austria) ,  Emmerstorfer-Augustin Anita (Institute of Molecular Biotechnology, Graz University of Technology, NAWI Graz, BioTechMed Graz, Graz, Austria) ,  Emmerstorfer-Augustin Anita (Division of Biochemistry, Biophysics and Structural Biology, Department of Molecular and Cell Biology, University of California, Berkeley, CA, USA)
資料名： Methods  (Methods)
巻： 147  ページ： 50-65  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0241A  ISSN： 1046-2023  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 全ての無傷細胞とそれらのオルガネラは,典型的には環境から内部を分離する約30Åの疎水性膜により囲まれている。この膜は構造的に高度に多様な両親媒性脂質のプールから形成される脂質二分子層から構成されている。これら脂質の特異的組成と性質は,膜構造,膜蛋白質選別及び機能性に影響することにより,細胞における多くの異なる過程に強く寄与する。本レビューにおいて,微生物細胞に焦点を当てて,異なる生物におけるオルガネラ及び細胞膜の膜脂質組成を変化させる戦略を論じた。細胞調節における脂質の多くの必須の役割を反映して,膜脂質修飾により影響される多様な細胞過程を明らかにし,バイオテクノロジー及び生物医学的状況における応用の可能性を論じた。膜脂質工学に対する主要な動機は,異種膜蛋白質の発現,転移および活性の改善であり,これはこの挑戦的クラスの蛋白質の生化学的および構造的特性化を容易にすることができる。さらに,膜蛋白質または膜脂質工学のより良い発現,または両方の組合せにより,多様な宿主における多価不飽和脂肪酸および糖脂質のような高価値化合物および食品添加物の生産が改善された。最近,癌やAlzheimer病などの多様な細胞病理が脂質変化と関連することが示されている。したがって,膜構造,機能および蛋白質-脂質相互作用の理解における進歩,および膜脂質組成の工学に関する結果としての可能性は,新たな栄養補助薬および医薬品の開発を明確に可能にする。このレビューにおいて,この重要な研究分野における著しい進歩を強調した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 病理 ,  糖脂質 ,  膜タンパク質 ,  Alzheimer病 ,  細胞膜 ,  脂質二分子膜 ,  *膜脂質 ,  微生物 ,  膜構造 ,  オルガネラ ,  *脂質
準シソーラス用語： 栄養補給 ,  ポリエン脂肪酸 ,  *脂質組成 ,  *単一細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 生体膜 ,  脂質修飾 ,  膜工学 ,  異種膜蛋白質発現 ,  バイオテクノロジー

分類 (1件)： 生体膜一般  (EF04010G)

タイトルに関連する用語 (7件)： 単一細胞 ,  生物 ,  膜脂質 ,  組成 ,  修飾 ,  基礎 ,  応用