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J-GLOBAL ID:201802254439608928   整理番号:18A1114135

一酸化窒素のマーカーは敗血症重症度と関連する:観察研究【JST・京大機械翻訳】

Markers of nitric oxide are associated with sepsis severity: an observational study
著者 (23件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 189  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7474A  ISSN: 1364-8535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:酸化窒素(NO)は,血管機能と病原体防御を含む敗血症進行に関与する過程を調節する。患者における直接NO測定は,その短い半減期のために実行不可能である。NOバイオアベイラビリティの代理マーカーは,NO生成シンターゼ(NOS):L-アルギニン(larg)とホモアルギニン(HARG)の基質で,阻害競合基質非対称ジメチルアルギニン(ADMA)と共に基質である。免疫細胞において,ADMAはジメチルアルギニン-ジメチルアミノヒドロラーゼ-2(DDAH2)により切断される。本研究の目的は,NOバイオアベイラビリティに対する代理マーカーの濃度が敗血症重症度と関連するかどうかを調べることであった。【方法】この単一センター,前向き研究は,25人の対照および100人の外科的外傷(n=20),敗血症(n=63)または敗血症性ショック(n=17)を,敗血症-3定義に従って含んだ。血漿中,HARG,およびADMA濃度を,質量分析によって測定し,末梢血単核細胞(PBMC)をDDAH2発現のために分析した。結果:濃度は群間で異ならなかった。中央値(IQR)HARG濃度は,対照より患者群で有意に低く,1.89(1.30-2.29)μmol/L(P<0.01)で,敗血症性ショック群で最も大きな差があり,0.74(0.36-1.44)μmol/Lであった。対照と比較して,ADMA濃度の中央値は対照と比較して患者群において有意に高く,敗血症性ショック群において最も高いレベルを有する0.57(0.46-0.65)μmol/L(P<0.01)であり,0.89(0.56-1.39)μmol/Lであった。HARG:ADMAの比率は,逐次的臓器不全評価(SOFA)スコアによって決定されたように,疾患重症度と逆相関した。敗血症性ショックの有無に対する受信者動作特性分析は,SOFAスコアと比較して,HARG:ADMA比に対して,等しく高い感度と特異性を明らかにした。DDAH2発現は対照より患者で低く,SOFA増加患者のサブグループで最低であった。結論:敗血症患者において,血漿HARG濃度は減少し,ADMA濃度は増加した。両代謝産物はNO代謝に影響し,著者らの知見は敗血症におけるNOバイオアベイラビリティの低下を示唆する。さらに,免疫細胞におけるDDAH2の発現の減少が観察され,それにより,NOシグナル伝達の鈍化に寄与するだけでなく,その後の病原体防御にも寄与する可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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酵素生理  ,  循環系の基礎医学  ,  蛋白質・ペプチド一般 
引用文献 (52件):
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