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J-GLOBAL ID：201802254445735403   整理番号：18A0969828

実験的にアクセス可能なアセンにおける開殻一重項基底状態の運命:量子モンテカルロ研究【JST・京大機械翻訳】

Fate of the open-shell singlet ground state in the experimentally accessible acenes: A quantum Monte Carlo study

著者 (2件)： Dupuy Nicolas (Institut de Mineralogie, de Physique des Materiaux et de Cosmochimie (IMPMC), Sorbonne Universite, CNRS UMR 7590, IRD UMR 206, MNHN, 4 Place Jussieu, 75252 Paris, France) ,  Casula Michele (Institut de Mineralogie, de Physique des Materiaux et de Cosmochimie (IMPMC), Sorbonne Universite, CNRS UMR 7590, IRD UMR 206, MNHN, 4 Place Jussieu, 75252 Paris, France)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 148  号： 13  ページ： 134112-134112-15  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Jastrow相関反対称化ジェミナルパワー(JAGP)波動関数と量子モンテカルロ(QMC)法により,オリゴアセン系列の基底状態特性を非アセンまで調べた。JAGPは,PaulingとWhelandによって提案された共鳴-価電子結合(RVB)仮説の正確な変分実現であり,芳香族化合物を記述する。著者らは,アセン基底状態で構築された長距離RVB相関が,以前に低レベル理論によって見出された開殻ジラジカルまたはポリラジカル不安定性の発生に有害であることを示した。この結果を他の波動関数との直接比較により実証し,十分に十分なアセンに対する開殻一重項(OSS)として調整した。RVBとOSS波動関数を比較することにより,変分QMCレベルで最適化し,格子正則化拡散モンテカルロ法によりさらに予測し,RVB波動関数はOSSよりも常に低い変分エネルギーと良好なノードを持つことを証明した。もつれ多参照RVB状態は,OSS波動関数により暗示される電子エッジ局在化に対して作用し,より高いオリゴセンに対するジラジカル傾向を弱めた。これらの特性は,波動関数パラメータ,結合長変化,芳香族指数,およびスピン-スピン相関関数を含むいくつかの記述子によって反映される。これに関連して,ジェミナル波動関数に適した新しい芳香族指数推定器を提案した。考慮した最大のアセンに対して,電荷-電荷相関関数の長距離減衰は準金属挙動に適合した。(翻訳著者抄録)【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *モンテカルロ法 ,  変分法 ,  *一重項 ,  共鳴 ,  価電子 ,  核間距離 ,  波動関数 ,  最適化 ,  *基底状態 ,  電荷 ,  相関関数 ,  芳香族化合物
準シソーラス用語： 局在化 ,  拡散モンテカルロ法 ,  ジラジカル , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  物理化学一般  (CB01010X)

タイトルに関連する用語 (8件)： 実験 ,  アクセス ,  アセン ,  一重項 ,  基底状態 ,  量子 ,  モンテカルロ ,  研究