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J-GLOBAL ID：201802254509365343   整理番号：18A1567190

活性酸素種,酸化シグナル伝達および光合成調節【JST・京大機械翻訳】

Reactive oxygen species, oxidative signaling and the regulation of photosynthesis

著者 (1件)： Foyer Christine H. (Centre for Plant Sciences, School of Biology, Faculty of Biological Sciences, University of Leeds, LS2 9JT, United Kingdom)
資料名： Environmental and Experimental Botany  (Environmental and Experimental Botany)
巻： 154  ページ： 134-142  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0624A  ISSN： 0098-8472  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子がドナーからアクセプタに移動する還元-酸化(レドックス)反応は,光合成の機能的な心臓である。従って,活性酸素種(ROS)は光合成により豊富に生成され,エネルギーと代謝フラックスの必須調節因子として機能するだけでなく,多くの酸化還元シグナルを提供する。葉緑体は,資源制限自然環境においてさえも,光合成を高生産性で機能させることを可能にする精巧で多面的な保護ネットワークを備えている。これは,レドックス制御において大きな柔軟性を提供する重複機能を有する多数の抗酸化剤を含む。ROSは,電子輸送鎖内の酸化還元圧に関する必須情報を伝達するために核に伝達される葉緑体シグナルのレパートリーの不可欠な部分である。現在の証拠は,異なるROSシグナルにより誘発される遺伝子発現プロファイルに特異性があることを示唆し,一重項酸素は光化学系(PS)IIの励起に関連するプログラムを誘発するが,スーパーオキシドと過酸化水素はPSIの還元側の電子圧を緩和するのに役立つ可能性のある他の遺伝子の発現を促進する。すべての葉緑体は,それらのシグナル伝達機能において等しくない。いくつかのサブ集団は,遺伝的および後成的応答を促進するために,他より核へのより良い接触/アクセスを持つように見える。ROSの光誘導増加はPSIIへの損傷をもたらし,光阻害は光合成文献に埋め込まれるが,このような酸化損傷が自然に起こる程度に関するコンセンサスはほとんどない。光合成能力の緩慢な可逆的減少は必ずしもPSII反応中心への光誘起損傷の結果ではない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 超酸化物 ,  *酸化 ,  葉緑体 ,  アクセプタ ,  *活性酸素 ,  ドナー ,  酸化還元反応 ,  *光合成 ,  遺伝 ,  過酸化水素 ,  心臓 ,  ネットワーク ,  遺伝子 ,  柔軟性
準シソーラス用語： 抗酸化剤 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (20件)： アスコルビン酸 ,  抗酸化剤 ,  順応 ,  葉緑体から核への逆行性シグナル伝達 ,  エピジェネティクス ,  グルタチオン ,  高光 ,  過酸化水素 ,  Mehler反応 ,  MSH1経路 ,  NPQ ,  ペルオキシレドキシン ,  光損傷 ,  光阻害 ,  光化学系II ,  光合成 ,  翻訳後修飾 ,  活性酸素種 ,  酸化還元シグナル伝達 ,  一重項酸素

分類 (3件)： 植物に対する影響  (EE05030G) ,  トウモロコシ  (FC03034D) ,  麦  (FC03033M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 活性酸素種 ,  酸化 ,  シグナル伝達 ,  光合成 ,  調節