文献
J-GLOBAL ID:201802254527545589   整理番号:18A0154862

マンノース受容体はmiR 511 3Pを介してマクロファージ分極とアレルギー性炎症を調節する【Powered by NICT】

Mannose receptor modulates macrophage polarization and allergic inflammation through miR-511-3p
著者 (18件):
資料名:
巻: 141  号:ページ: 350-364.e8  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0182B  ISSN: 0091-6749  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
マンノース受容体(MRC1/CD206)は複数のグリコアレルゲンに対するアレルギー感作と喘息を仲介することが示唆され,ゴキブリアレルゲンを含めている。はMRC1はそのイントロンmiR511 3Pを介してアレルギー性炎症を制限する防御機構の存在を明らかにしようと考えた。C57BL/6野生型(WT)とMrc1~ / マウスを用いて肺マクロファージと肺の炎症によるMRC1仲介ゴキブリアレルゲン取込を検討した。アデノ随伴ウイルス(A AV)-miR511 3P(A AVサイトメガロウイルスmiR511 3P増強緑色蛍光蛋白質)をトランスフェクトしたマウスにおけるマクロファージ分極とゴキブリアレルゲン誘発肺炎症におけるmiR511 3pの役割を解析した。miRの511 3p過剰発現を伴わずにマクロファージの遺伝子プロファイリングも行った。Mrc1~ / 肺マクロファージは,WTマウスと比較してゴキブリアレルゲン取込の有意な減少を示し,Mrc1~ / マウスは,WTマウスと比較してゴキブリアレルゲン誘発マウスモデルにおけるゴキブリアレルゲン特異的IgEおよびT_H2/T_H17サイトカインレベルの増加と悪化した肺炎症を有していた。Mrc1~ / マウス由来のマクロファージはmiR-511 3のレベルが有意に減少し,M1表現型を示したが,miR 511 3Pの過剰発現はマクロファージをM2表現型を示した。さらに,A AV miR511 3Pをトランスフェクトしたマウスはゴキブリアレルゲン誘導炎症における有意な減少を示した。miRの511 3p過剰発現を伴わずにマクロファージのプロファイリングは,729の差次的発現遺伝子を同定し,プロスタグランジンD_2シンターゼ(Ptgds)とその産物PGD_2の発現はmiR511 3pにより有意にダウンレギュレートされた。PtgdsはmiR 511 3p,miR Oの511 3pの保護効果に寄与する可能性があるへの強い結合を示した。miRの511 3pの血漿レベルは非喘息被験者と比較したヒトぜん息患者で有意に低かった。これらの研究は,アレルゲン誘発性肺炎症に対する保護におけるMRC1とmiR 511 3Pの重要ではあるが以前に認識されていない役割を支持した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  細胞膜の受容体 

前のページに戻る