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J-GLOBAL ID:201802254637081587   整理番号:18A2026563

運転条件下におけるモータ鉄心の磁束測定技術の開発【JST・京大機械翻訳】

Development of the Technique for Measuring the Magnetic Flux in the Motor Core under Operating Conditions.
著者 (3件):
資料名:
巻: 2018  号: INTERMAG  ページ:発行年: 2018年 
JST資料番号: W2441A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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EV,PHVおよびHVの必要性の増加は,高効率モータの分野における強力な研究開発をもたらした。高効率モータを開発するために,製造プロセスと実際のモータ運転条件の影響を正確に考慮したコア材料の磁気特性を評価しなければならない。これらの評価された特性を正確に考慮することができる設計技術を開発することは有用である。評価は,応力[1],回転磁場[2],直接磁束重畳[3]などをシミュレートすることにより,単一シート試験片を用いて行い,測定の簡単さと汎用性に重点を置いた。しかし,単一シート試験片による評価は,運転条件下のモータコアにおいて完全に発生する実際の磁気現象を評価することができないので,問題がある。これらの問題を解決するために,モータコアに発生する磁気現象を可視化する技術を検討した。本論文では,モータコアにおける磁束流れを測定するための新しく開発した技術を紹介した。電動機コアにおける磁束を測定するために,磁束フローを乱さず,動作モータにおける電気雑音耐性を有する磁束センサが必要である。モータコアに位置するための新しく開発された3つの方向性(運動コアの半径方向,円周方向,軸方向)の薄い磁束センサを,FIGにおいて示した。このセンサは2層フレキシブルプリント基板から構成されている。センサの厚さは約170μmで,電気鋼板より薄い。したがって,このセンサは,モータコアの追加の修正なしに鋼板間に容易にセットできる。半径方向と円周方向の磁束を針プローブ法[4]により測定し,これは測定のためのホールドリフトを必要としない。半径方向の磁束をr_1とr_2の間の誘導電圧を測定することによって計算することができて,円周方向のものをθ_1とθ_2の間の誘導電圧によって計算することができた。軸方向における磁束を,フレキシブルプリント基板上に位置する正方形探索コイルの誘導電圧を測定することにより計算した。漏れ磁束に依存する電気ノイズに対する高い許容性を得るために,センサに接続されたリード線とターミナルポイントとして,2層回路基板においてホールを通してねじれた対線を構築した。次に,開発したセンサによる測定結果とモータ動作条件下での磁場解析結果を比較した。固定子コアにおける歯の局所領域での磁束密度軌跡の比較をFig.2で示した。固体線は測定結果を意味する。ドット線は解析結果を意味する。Fig.2によると,歯の先端部における測定磁束密度は楕円軌跡を有していた。そして,同じ位置における計算結果は,交互軌跡を持った。測定と解析の差の発生要因は以下の通りである。1)磁性材料の異方性による影響,2)形状成形,シート積層,コイル巻線などの製造プロセスによる影響。解析結果は,影響(1)と(2)を無視し,一方,測定結果はそれらをすべて反映した。言い換えると,提案した測定技術は磁束流れの挙動を把握することができ,これは解析結果では把握できない。結論として,新しく開発された測定技術は,運転条件の下でモーターコアにおける磁束流れを測定することができて,計算によって考慮することができない磁束フローの挙動を可視化することができた。今後,開発した技術を用いてモータコアの磁気特性を詳細に評価する。Copyright 2018 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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図形・画像処理一般 
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