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J-GLOBAL ID:201802254733723004   整理番号:18A0341836

プロラクチンとコルチゾールはメダカのえらクローディン発現を調節する【Powered by NICT】

Prolactin and cortisol regulate branchial claudin expression in Japanese medaka
著者 (5件):
資料名:
巻: 240  ページ: 77-83  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0844B  ISSN: 0016-6480  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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メダカにおけるいくつかの鰓クローディン(Cldn)密着結合蛋白質は,塩分(cldn10パラログとcldn28b)により調節されているが,他のものは構成的に発現している(cldn27a,cldn28aとcldn30c)。この調節における内分泌系の役割はまだ理解されていない。鰓外植片培養におけるcldn発現に対するコルチゾールとプロラクチンのin vitro影響をメダカで調べた。ncc2bおよびcftrは淡水とウロテンシンに関連した特異的イオノサイトのマーカーとして使用した。濃度実験は,0,0.1年,1年と10μgmL~( 1)コルチゾールまたは0,0.01,0.1と1μgmL~( 1)ヒツジプロラクチンと一晩インキュベートすることにより行った。10μgmL~( 1)で1.2から5倍対照レベルからコルチゾールcftr有意にアップレギュレーションされ,ncc2b,cldn10パラログ,cldn27aとcldn30c。コルチゾールはcldn28aとcldn28bに影響を及ぼさなかった。プロラクチンは濃度依存的影響を及ぼし,cftr(1μgmL~( 1),2.2倍)の発現を減少させるncc2b(0.1からμgmL~( 1),6 7-倍)を増加させた。プロラクチンは3cldns:cldn28b(0.1と1μgmL~( 1)),cldn10cとcldn10f(1μgmL~( 1))の発現をアップレギュレートし,対照レベルの2-2.5と2倍までであった。両ホルモンと組み合わせた実験はそれらがcldn28bに相乗的に作用し,cftr,ncc2b,cldn10cとcldn10fに相加的効果を持つことを示した。著者らの結果は,コルチゾールとプロラクチンは特定の鰓クローディンの発現を維持するために必須であることを示した。本研究はまた,両ホルモンは傍細胞イオン移動の決定因子を調節するメダカのえらに直接作用するという証拠を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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細胞生理一般  ,  酵素一般 
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