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J-GLOBAL ID:201802254838118845   整理番号:18A1381526

ドセタキセルのナノ高分子治療薬としての混合ミセル:in vitro細胞毒性の増加とin vivo毒性の減少【JST・京大機械翻訳】

Mixed Micelles as Nano Polymer Therapeutics of Docetaxel: Increased In vitro Cytotoxicity and Decreased In vivo Toxicity
著者 (5件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 564-575  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3581A  ISSN: 1567-2018  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 不明 (ARE)  言語: 英語 (EN)
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背景:ドセタキセル(DTX)はいくつかのタイプの癌を治療するために使用されてきたが,それは共溶媒(Tween-80およびエタノール)に関連するその乏しい水溶性および毒性のために医薬品の挑戦を提供している。ナノ高分子治療は,癌細胞に特異的に抗癌剤を送達するために設計でき,それにより,DTXのような毒性薬物により影響を受けない正常な健康な細胞を残す。本研究の目的はポリアクリル酸(PAA)-DTX複合体(PAADC)を合成し,PAADC/DSPE-mPEG2000混合ミセル(PAADC-DP MM)のようなナノ高分子治療の調製である。【方法】:調製したPAADC-DP MMを,平均粒径およびゼータ電位,透析技術を用いたin vitro放出プロファイル,ヒト血液に対する溶血挙動,およびMTTアッセイを用いたヒト癌細胞株(A549)に対する細胞毒性を特性化した。PAADC-DP MMのin vivo急性毒性を,40mg/kgの静脈内単回投与でアルビノマウスで測定した。結果:PAADC-DP MMは平均粒径443±9nmを示した。PAADC-DP MMは,最小のDSPE-mPEG2000分子(1:1比)で最大DTX負荷(DTX当量;90.5±2.7%)を示し,一方,プレーンDTXの77.9±2.2%を負荷すると,より多くのDSPE-mPEG2000が必要であった(1:10比)。開発されたPAADC-DP MMシステムは,有意に低いCMC(5ng/mL),持続的放出プロファイル(48時間後に28.6±1.9%),より低い溶血挙動(40μg/mL濃度と1時間インキュベーション後に13.7±1.3%の溶血率),より高いin vitro細胞毒性(IC50値は0.0064±0.001nM)を示し,マウスのin vivo毒性(9.9±2.1%体重減少)を著しく減少させた。結論:得られた結果は,開発されたPAADC-DP MMシステムが毒性の低下を伴う癌化学療法の有望なアプローチであることを明確に示した。Copyright 2018 Bentham Science Publishers All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生物薬剤学(基礎)  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
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