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J-GLOBAL ID：201802254870054059   整理番号：18A0968909

亀裂強誘電体における巨大電気熱量効果【JST・京大機械翻訳】

Giant electrocaloric effect in a cracked ferroelectrics

著者 (3件)： Huang Cheng (State Key Laboratory of Mechanics and Control of Mechanical Structures, Nanjing University of Aeronautics and Astronautics, Nanjing 210016, China) ,  Yang Hai-Bing (State Key Laboratory of Mechanics and Control of Mechanical Structures, Nanjing University of Aeronautics and Astronautics, Nanjing 210016, China) ,  Gao Cun-Fa (State Key Laboratory of Mechanics and Control of Mechanical Structures, Nanjing University of Aeronautics and Astronautics, Nanjing 210016, China)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 123  号： 15  ページ： 154102-154102-7  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電気熱量効果(ECE)は断熱条件下での電場変化により誘起される材料の温度変化である。亀裂先端に不均一な電場が誘起され,不適合歪場と局所応力集中が発生する。さらに,巨大歪エネルギーと静電エネルギーは,電気熱量応答に重要な強誘電固体の分極スイッチングに影響を及ぼす。本論文では,導電性亀裂を持つ強誘電体シートにおける大きな負および正のECEを,時間依存Ginzburg-Landau方程式を考慮した位相場法により調べた。数値計算により,分極場は,特定の電気負荷の下で,ポリドメインからモノドメインへのドメイン転移の間に鋭い上昇を発生させることを示した。135°Cと85°Cにおいて,それぞれ約-10.21Kと-7.55Kの大きな負のECEが得られた。ドメイン転移温度はCurie温度よりはるかに低く,強誘電体における大きなECEの存在範囲を拡大した。また,結果は,マルチドメイン状態から単一ドメインへのドメイン転移が,電場,応力場,温度,および分極相互作用のコースを含む全自由エネルギーの最小化によって起こることを意味する。したがって,亀裂によって誘起される応力-電場の不均一分布はECEにおいて重要な役割を果たす。(翻訳著者抄録)【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 数値計算 ,  電場 ,  *強誘電体 ,  *亀裂 ,  歪場 ,  分極反転 ,  自由エネルギー ,  分極 ,  Curie温度 ,  *熱量 ,  時間依存性 ,  歪エネルギー ,  応力場
準シソーラス用語： ドメイン構造 ,  *電気熱量効果 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 亀裂 ,  強誘電体 ,  電気熱量効果