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J-GLOBAL ID:201802254903460190   整理番号:18A0509108

ブナ材の熱分解からのチャーの構造特性に及ぼす温度と粒径の影響【Powered by NICT】

Influence of temperature and particle size on structural characteristics of chars from Beechwood pyrolysis
著者 (8件):
資料名:
巻: 130  ページ: 127-134  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ブナ材チップ(BWC),リグノセルロース系バイオマスの熱分解から得られたチャーの生成物収率と構造に及ぼす温度と粒子サイズの影響を調べた。三つの異なるサイズ画分(0.21 0.50mm,0.85 1.70mmと2.06 3.15mm)のBWCを固定層反応器中で300~900°Cの範囲の大気圧と温度で熱分解した。タールとガスの収率は温度の上昇とともに増加し,チャー収率は減少し,特に300と450°Cの間で粒子サイズの効果は主に粒子内反応による大きな粒子のより大きなチャー収率として400°C以下の温度で観察された。より高い温度ではチャーの固定層でのより大きな表面積は,より小さな粒子からのチャーとガスの収率が増し反応に有利であった。熱分解チャーを,Fourier変換赤外分光法(FTIR),X線回折(XRD)およびRaman分光法を用いて特性化した。温度上昇による含酸素官能基と脂肪族側鎖の損失が明らかになり,大きな芳香族系の濃度の増加と共に,より規則化したチャーの構造は有意な黒鉛化がもたらした。高温でのチャー性質の変化はそれらの燃焼反応性の損失をもたらした。Ramanスペクトルは,セルロース構造大きな粒子の熱分解におけるバイオマスの粒子サイズおよび高められた粒子内反応の増加を完全に分解するのに必要な温度は小さかった縮合環系を有する非晶質炭素構造を生じさせる可能性を示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生物燃料及び廃棄物燃料  ,  木材化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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