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J-GLOBAL ID：201802254925521047   整理番号：18A0514678

若年性ミオクローヌスてんかんにおける皮質下灰白質【Powered by NICT】

Subcortical grey matter changes in juvenile myoclonic epilepsy

著者 (4件)： Kim Ji Hyun (Department of Neurology, Korea University Guro Hospital, Korea University College of Medicine, Seoul, Republic of Korea) ,  Kim Jung Bin (Department of Neurology, Korea University Guro Hospital, Korea University College of Medicine, Seoul, Republic of Korea) ,  Suh Sang-il (Department of Radiology, Korea University Guro Hospital, Korea University College of Medicine, Seoul, Republic of Korea) ,  Kim Dong Wook (Department of Neurology, Konkuk University School of Medicine, Seoul, Republic of Korea)
資料名： NeuroImage: Clinical  (NeuroImage: Clinical)
巻： 17  ページ： 397-404  発行年： 2018年 
JST資料番号： W3179A  ISSN： 2213-1582  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近の神経イメージング研究は,若年性ミオクローヌスてんかん(JME)患者における視床の構造的および機能的異常の収束証拠を提供した。もJMEが,研究間で矛盾した所見と視床以外の皮質下灰白質構造の関与を示す証拠は限られている。本研究では,容積測定MRIと拡散テンソル画像解析を組み合わせた58マッチした対照被験者と比較して64JME患者における皮質下灰白質のマクロ構造と微細構造変化を調べた。6皮質下灰白質構造(扁桃体,海馬,尾状核,淡蒼球,被殻,視床)の生体積,異方性比率(FA)および平均拡散率(MD)は,両半球で測定した。正規化体積,FA,MD,並びに構造変化と臨床変数の間のグループ内(患者)相関分析の群間(対照対患者)の比較を行った。対照と比較して,JME患者は左淡蒼球と両側被殻と視床の有意な体積減少を示した。てんかんの期間は,両側被殻容積と負の相関を示した。患者と対照群は全ての構造のFA値に差はなかった。対照と比較して,JME患者は左淡蒼球と両側海馬,被殻,視床の有意なMD増加を示した。両側海馬と視床のてんかんとMD値の持続時間と正相関した。マクロ構造異常と微構造異常は視床に限定されるが,JMEにおける大脳基底核および海馬に影響するかもしれないという証拠を提供した。著者らの知見は,JMEの基礎をなすstriato thalamo前頭ネットワーク異常の病態生理学的仮説をさらに支持し,疾患進行に関係する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 継続時間 ,  被殻 ,  *皮質 ,  病態生理 ,  異方性 ,  海馬 ,  淡蒼球 ,  患者 ,  視床 ,  *灰白質 ,  ネットワーク ,  扁桃核 ,  微細構造 ,  *てんかん
準シソーラス用語： 拡散テンソル画像 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 若年性ミオクロニーてんかん ,  視床 ,  大脳基底核 ,  海馬 ,  Volumetry ,  分数異方性 ,  平均拡散率

分類 (2件)： 神経系の疾患  (GN03000O) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (3件)： 若年性ミオクローヌスてんかん ,  皮質 ,  灰白質