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J-GLOBAL ID:201802254943521003   整理番号:18A0021563

多糖類複合膜足場を利用した細胞の接着と増殖の制御【Powered by NICT】

Control of cell adhesion and proliferation utilizing polysaccharide composite film scaffolds
著者 (11件):
資料名:
巻: 160  ページ: 228-237  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ホットプレス技術を利用したアニオン性多糖類とキトサン(CHI)からなる多糖類複合膜を開発した。細胞足場としてこれらの膜の汎用性を実証するために,本研究では,様々な種類のアニオン性多糖類を用いて調製された複合フィルム上の線維芽細胞の接着と増殖を調べ,蛋白質で修飾した。細胞はヘパリン/CHIとアルギン酸/CHI膜上に広げた,よく増殖したが,コンドロイチン硫酸C(CS)/キトサン及びヒアルロン酸/CHI膜上のものは丸い形状であった。細胞の接着と増殖挙動の違いは,陰イオン性多糖類の生化学的機能と形態,貯蔵弾性率,ζ電位,および膨張比のような膜の物理的性質の違いにより説明することができた。それらの中で,CS/CHI膜上の細胞の数はほとんど変化しなかった。CS/CHI膜に対する成長抑制の基礎となる機構はインテグリン刺激,TNIIIA2ペプチド,及び血小板由来成長因子-Bを用いて調べた。成長抑制はフィブロネクチン-インテグリン増殖シグナル伝達の欠如に起因することを示唆した。フィブロネクチンとCS/CHI膜の表面改質は細胞の接着と増殖を促進した。これらの結果は,アニオン性多糖類の化学種または膜の表面改質の結果である,多糖類複合膜の化学的および物理的性質は細胞接着と増殖特性を調節できることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
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微生物の生化学  ,  固-液界面  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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