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J-GLOBAL ID：201802254967603906   整理番号：18A0034559

環状高分子単鎖崩壊の溶融球の中間状態とその熱力学的解釈【JST・京大機械翻訳】

Intermediate Molten Globule State and Its Thermodynamic Interpretation in the Collapse Transition of Single Ring Polymer

著者 (3件)： Zhu Ziting (南京大学化学化工学院高分子系 南京210023) ,  Gao Huanhuan (南京大学化学化工学院高分子系 南京210023) ,  Hu Wenbing (南京大学化学化工学院高分子系 南京210023)
資料名： Gaofenzi Xuebao  (Gaofenzi Xuebao)
号： 9  ページ： 1471-1478  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0847A  ISSN： 1000-3304  CODEN： GAXUE9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 動的なモンテカルロシミュレーションを用いて、環状高分子単鎖が不良溶媒中で崩壊した場合、可逆的にコア-シェル構造特徴を有する球の中間状態が現れ、この構造特徴は同じ鎖長の線形単鎖とほぼ同じであり、鎖の長さと関係があることが分かった。しかし,鎖末端基の特別な効果とは関係しなかった。本研究では、この現象を単鎖単結晶の平衡融点付近に現れる類似現象と相互に関連させ、表面前溶解モデルを用いて、単鎖崩壊による溶融球の中間状態の熱力学メカニズムを説明した。分子量が低いほど,溶融球が小さくなるほど,表面前溶解現象が顕著になり,熱力学条件の変化に伴い,崩壊収縮が遅くなった。実際の高分子系は鎖内トポロジーが絡み合っているため、表面では十分に断片鎖を放出できないため、理論的に期待される平衡状態に達しない。界面の溶解により、相分離臨界点又は結晶融点付近で界面の厚さ方向に鎖単位エネルギー状態の不連続分布が存在し、これはミクロ分子レベルで臨界界面連続濃度勾配の伝統的な理論処理と一致せず、高分子流体界面のミクロ構造を深く理解するために役立つ。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 界面 ,  *高分子 ,  相分離 ,  濃度勾配 ,  位相幾何学 ,  *熱力学 ,  構造特性 ,  *中間状態 ,  溶解 ,  融点 ,  平衡状態 ,  末端基 ,  臨界 ,  臨界点
準シソーラス用語： モンテカルロシミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： Collapse transition ,  Computer simulation ,  Critical phenomenon

分類 (5件)： 高分子溶液の理論  (CG02012B) ,  高分子の立体構造  (CG02031G) ,  その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  その他の液晶  (BK03030H) ,  重合触媒,重合開始剤  (CG04070V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 環状高分子 ,  崩壊 ,  溶融 ,  中間状態 ,  熱力学