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J-GLOBAL ID：201802254978275787   整理番号：18A0324471

増加した視覚作業困難は視覚と聴覚の両方ディストラクタ刺激による注意の捕捉を促進する【Powered by NICT】

Increased visual task difficulty enhances attentional capture by both visual and auditory distractor stimuli

著者 (2件)： Sugimoto Fumie (Automotive Human Factors Research Center, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST), Tsukuba 305-8566, Japan) ,  Katayama Jun’ichi (Department of Psychological Science, Kwansei Gakuin University, Nishinomiya 662-8501, Japan)
資料名： Brain Research  (Brain Research)
巻： 1664  ページ： 55-62  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0705B  ISSN： 0006-8993  CODEN： BRREA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 三刺激オッドボールタスクを使用した以前の研究は,標準および標的刺激間の知覚的識別が困難になった場合にディストラクタ刺激により誘発されるP3aの振幅が増大することを示した。これはディストラクタ刺激による注意捕獲課題の難しさの増加と一緒に強化されたことを意味している。今までのところ,標準,目標,およびディストラクタ刺激は感覚モダリティ(すなわち,視覚または聴覚)内で提示した場合P3aの増加が報告されている。本研究では,更にディストラクタ刺激は,標準および標的刺激とは異なる様式で与えられるときP3aの増加も観察することができるか否かを調べた。十二人の参加者は,視覚的標準および標的刺激を区別するために必要とした三-刺激オッドボール課題を行った。ディストラクタ刺激として,他の視覚刺激や聴覚刺激のいずれかが分離したブロックで提示した。視覚ディストラクタ刺激はP3aとその振幅視覚標準/標的識別は困難であった増加を誘発し,以前の知見を再現した。聴覚ディストラクタ刺激はP3aを誘発し,重要なことに,視覚的標準/標的識別は困難であったときの振幅も増加した。この結果はディストラクタ刺激による注意捕捉はディストラクタ刺激は,標準および標的刺激とは異なる様式で提示した場合でも向上させることができることを意味している。ディストラクタ刺激の相対的顕著性,時間的/空間的注意の影響,およびタスクに関与する負荷の観点から考察した可能な機構とその意味するもの。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 捕獲 ,  *視覚 ,  事象関連電位 ,  *聴覚
準シソーラス用語： 空間的注意 ,  聴覚刺激 ,  視覚刺激 ,  標的刺激 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 注意の捕捉 ,  事象関連脳電位 ,  P3a ,  タスク困難

分類 (2件)： 人間機械系  (IB03000G) ,  聴覚  (EJ13030M)

タイトルに関連する用語 (7件)： 視覚 ,  聴覚 ,  トラクタ ,  刺激 ,  注意 ,  捕捉 ,  促進