文献
J-GLOBAL ID:201802255001267749   整理番号:18A0335280

りん酸化されたCISはEpoRへの結合を介してEpoまたはJAK2V617F変異誘発細胞増殖を抑制する【Powered by NICT】

Phosphorylated CIS suppresses the Epo or JAK2 V617F mutant-triggered cell proliferation through binding to EpoR
著者 (7件):
資料名:
巻: 31  ページ: 41-57  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0667A  ISSN: 0898-6568  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
JAK2V617F突然変異体仲介異常シグナル伝達経路は骨髄増殖性腫瘍(MPN)の特徴である。サイトカイン誘導性Srcホモロジー2蛋白質(CIS)とサイトカインシグナル伝達(SOCS)のサプレッサーはJAK-STAT経路の負の調節因子であるが,JAK2V617F変異体によって引き起こされる発癌性シグナル伝達経路におけるCIS/SOCSファミリーメンバーの機能的役割はまだ解明されていない。本研究では,CISおよびSOCS1の発現は,EpoまたはIL-3で刺激した細胞だけでなくJAK2V617F変異体により形質転換した細胞のシグナル伝達性転写因子5(STAT5)の活性化を介して誘導されることを見出した。CISの発現はRNA干渉技術を用いてサイレンシングされたときJAK2V617F変異体により誘導されたヌードマウスにおける細胞増殖と腫瘍形成は有意に上昇し,SOCS1のノックダウンは影響を及ぼさなかった。CISの強制発現はJAK2V617F変異株による形質転換におけるアポトーシス細胞死を引き起こし,JAK2V617F変異体によって引き起こされる腫瘍形成を著しく阻害した。CISはY401でリン酸化されたEpoRと相互作用し,これはSTAT5およびERKの活性化に重要である。JAK2V617F変異体により形質転換した細胞におけるSTAT5およびERKの活性化はCISのノックダウンにより増加したが,CISの強制発現は,これらの分子の活性化を減少させた。さらに,CISのこれらの抗腫瘍効果は,Y253でのSH2ドメインとそのチロシンりん酸化の機能を必要とした。によりCISはJAK2V617F変異体によって引き起こされる腫瘍形成における腫瘍抑制因子の新しいタイプとして機能する機構を明らかにした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般 

前のページに戻る