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J-GLOBAL ID:201802255012144397   整理番号:18A1720214

側坐核GABA_B受容体の刺激は自由行動ラットの側坐核におけるデルタ1-およびデルタ2-オピオイド受容体介在ドーパミン流出を阻害する【JST・京大機械翻訳】

Stimulation of accumbal GABAB receptors inhibits delta1- and delta2-opioid receptor-mediated dopamine efflux in the nucleus accumbens of freely moving rats
著者 (6件):
資料名:
巻: 837  ページ: 88-95  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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側坐核は,抑制性神経伝達を減少させる可能性があるデルタ-オピオイド受容体を含む。GABA_B受容体がドーパミン放出を阻害するので,GABA_B受容体の活性化の減少は,デルタ-オピオイド受容体誘発性の側坐薬ドーパミン排出のメディエーターとなる可能性がある。従って,δ-オピオイド受容体活性化により誘導される側坐性ドーパミン流出は,GABA_B受容体を刺激することにより抑制されなければならない。デルタ-オピオイド受容体はさらにデルタ1-及びデルタ2-オピオイド受容体に細分化されるので,著者らはin vivo微小透析を用いて自由運動ラットにおけるデルタ1-及びデルタ2-オピオイド受容体仲介側坐薬ドーパミン排出に及ぼすGABA_B受容体作動薬バクロフェンの影響を解析した。薬物は,透析プローブを通して脳内に適用した。化合物の投与量は25~50分間の注入中に総量(mol)を示した。基礎ドーパミン濃度を変化させなかったバクロフェン(2.5及び5.0nmol)は,デルタ1-オピオイド受容体アゴニストDPDPE(5.0nmol)誘導ドーパミン排出を阻害した。バクロフェン(2.5および5.0nmol)は,また,デルタ2-オピオイド受容体アゴニスト,デルトルフィンII(25.0nmol)誘導ドーパミン排出を阻害した。低用量のGABA_B受容体拮抗剤2-ヒドロキシサクロフェン(100.0pmol)は,基礎的な側坐薬ドーパミン濃度を変えることができなかったが,DPDPE(5.0nmol)およびデルトルフィンII(25.0nmol)誘導ドーパミン排出に対するバクロフェン(5.0nmol)の阻害効果を打ち消した。本研究の結果は,側坐薬のドーパミン作動性活性の抑制による抑制が,側坐核のドーパミン排出におけるデルタ1-およびデルタ2-オピオイド受容体誘発性の増加の活性化を促進することを示している。本研究は,細胞体および/または側坐核GABA作動性介在ニューロンの末端におけるデルタ1-およびデルタ2-オピオイド受容体の活性化がGABA放出を阻害し,それによりドーパミン作動性末端のGABA_B受容体仲介阻害を減少させることを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  神経の基礎医学  ,  細胞膜の受容体 

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