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J-GLOBAL ID：201802255053274947   整理番号：18A0620135

太陽光照射下での安息香酸の光電気触媒分解のためのスプレー堆積したFe_2O_3と成層Fe_2O_3/ZnO新規光電極【Powered by NICT】

Spray deposited Fe₂O₃ and stratified Fe₂O₃/ZnO novel photoelectrode for photoelectrocatalytic degradation of benzoic acid under solar light illumination

著者 (2件)： Suryavanshi R.D. (Electrochemical Materials Laboratory, Department of Physics, Shivaji University, Kolhapur 416004, India) ,  Rajpure K.Y. (Electrochemical Materials Laboratory, Department of Physics, Shivaji University, Kolhapur 416004, India)
資料名： Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry  (Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry)
巻： 357  ページ： 72-80  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0721B  ISSN： 1010-6030  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Fe_2O_3と成層Fe_2O_3/ZnO薄膜を化学噴霧熱分解法により合成することに成功した。合成された膜を用いて光電気化学(PEC),構造的,形態的および光学的特性を研究した。最大PEC応答は成層Fe_2O_3/ZnO光電極(I_sc=0.850mAとV_oc=948mV)で観察された。全ての膜はFe_2O_3の菱面体晶および六方晶結晶構造を持つ多結晶性であり,それぞれZnO相をXRD解析から検証した。成層Fe_2O_3/ZnO膜の表面形態は,膜の表面上の結晶粒のような花弁のクラスターを示した。調製したFe_2O_3と成層Fe_2O_3/ZnO薄膜のバンドギャップエネルギーは,それぞれ,2.10と2.65eVであった。最後に大面積(100 cm~2)堆積したFe_2O_3と成層Fe_2O_3/ZnO光電極が,太陽放射の下で安息香酸(BA)の光電極触媒分解を研究した。高い分解結果は,Fe_2O_3光電極よりも成層Fe_2O_3/ZnOの場合で観察され,320分で約74%であった。水溶液中のBAの無機化は化学的酸素要求量(COD)の助けを借りて研究した。観察された結果は,成層Fe_2O_3/ZnO光電極は,BAの分解のための有望な候補であることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： X線回折 ,  多結晶 ,  *光電極 ,  *太陽光 ,  六方晶系 ,  光学的性質 ,  *接触分解 ,  無機化 ,  *成層 ,  結晶構造 ,  *酸化亜鉛 ,  光電気化学 ,  クラスタ ,  水溶液
準シソーラス用語： バンドギャップエネルギー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 成層Fe_2O_3/ZnO薄膜 ,  噴霧熱分解 ,  Mott-Schottky解析 ,  展望 ,  安息香酸

分類 (1件)： 光化学反応  (CB08020F)

タイトルに関連する用語 (9件)： 太陽光 ,  安息香酸 ,  光電気触媒 ,  分解 ,  スプレー ,  堆積 ,  成層 ,  ZnO ,  光電極