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J-GLOBAL ID：201802255057206567   整理番号：18A0148743

モノテルペンに対するマツ真菌病原体Grosmannia clavigeraの適応:RNA-seq解析により明らかにされた生化学的機序【Powered by NICT】

Adaptation of the pine fungal pathogen Grosmannia clavigera to monoterpenes: Biochemical mechanisms revealed by RNA-seq analysis

著者 (8件)： Kligun E. (Tauber Bioinformatics Research Center, University of Haifa, Haifa, Israel) ,  Ostretsov B. (Tauber Bioinformatics Research Center, University of Haifa, Haifa, Israel) ,  Titievsky A. (Tauber Bioinformatics Research Center, University of Haifa, Haifa, Israel) ,  Farkov M. (Tauber Bioinformatics Research Center, University of Haifa, Haifa, Israel) ,  Farkov M. (The Department of Evolutionary and Environmental Biology, Faculty of Natural Sciences, University of Haifa, Haifa, Israel) ,  Alamouti S. M. (Department of Wood Science, University of British Columbia, Vancouver, BC, Canada) ,  Brodsky L. (Tauber Bioinformatics Research Center, University of Haifa, Haifa, Israel) ,  Brodsky L. (The Department of Evolutionary and Environmental Biology, Faculty of Natural Sciences, University of Haifa, Haifa, Israel)
資料名： Forest Pathology  (Forest Pathology)
巻： 47  号： 6  ページ： ROMBUNNO.12372  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1969A  ISSN： 1437-4781  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 青変菌類Grosmannia clavigera(G.clavigera)はオレオレジンにおけるモノテルペンを許容できることをマツの病原体である。Grosmannia clavigeraは宿主のモノテルペン防御に対処するいくつかの機構を開発した:ABC輸送体により仲介されるモノテルペン排出系とモノテルペンを利用または修飾する酵素。本研究では,多次元分布の間の整合に基づく二発現データセットを統合した。データセットを生物学的条件にマッチしている部分的に生RNA-seqと既に処理されたトランスクリプトーム発現データである。その結果,ストレス応答のアップレギュレーションと初期時点テルペン処理で発生過程を含む,いくつかの新しい調節機構は,モノテルペンにG.clavigeraの適応に関与し,両データセットによって支持された。さらに,テルペノイド修飾に関連したいくつかの遺伝子は,テルペン処理の36時間(富栄養培地における)および7日(媒体)内でアップレギュレートされた。これらの結果は,他のエネルギー源が得られなかった場合G.clavigeraは7日以内にエネルギー源としてテルペンを使用した仮定されたが,リッチメディアに対するテルペン処理の36時間以内にこれらの遺伝子はテルペン解毒に参加した。G.clavigeraのゲノムは,注釈付きではないので,著者らはリードマッピングにより濃縮されたゲノムフラグメントとしての新しい推定転写物の検出を行った。推定レトロトランスポゾンとして注釈いくつかの新たに検出された転写物は初期時点テルペン処理下でアップレギュレーションされ,推定上のリボヌクレアーゼとプロテアーゼとして注釈された他の大部分は初期時点テルペン処理中にダウンレギュレーションした。これらの結果に基づいて,これらの新しい転写物はこれまで未同定のG.clavigeraテルペン応答調節機構において役割を果たす可能性があるという仮説を立てることができた。全体として,本研究は二データセットで支持された遺伝子発現の規制だけでなくテルペンへのG.clavigera耐性にとって重要であるかもしれないことを新しいプロセスに関連した新しい推定転写物を同定した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 遺伝子発現 ,  解毒 ,  アップレギュレーション ,  *病原体 ,  ABC輸送体 ,  *RNA【核酸】 ,  ゲノム ,  RNアーゼ ,  トランスクリプトーム ,  *生化学 ,  *真菌類 ,  ダウンレギュレーション ,  *モノテルペン ,  アノテーション
準シソーラス用語： ストレス応答 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ゲノムセグメンテーション ,  Grosmannia clavigera ,  調節の統合 ,  RNA-seq ,  テルペン ,  transcript

分類 (2件)： 菌類による植物病害  (FC04052Y) ,  森林植物学  (FF02020E)

タイトルに関連する用語 (8件)： モノテルペン ,  マツ ,  真菌 ,  病原体 ,  適応 ,  RNA-seq ,  解析 ,  生化学