文献

J-GLOBAL ID：201802255059040705   整理番号：18A0476988

津波で生じた電磁場の次元時間領域シミュレーション:2011年東北地方太平洋沖地震津波への応用【Powered by NICT】

Three-Dimensional Time Domain Simulation of Tsunami-Generated Electromagnetic Fields: Application to the 2011 Tohoku Earthquake Tsunami

著者 (4件)： Minami Takuto (Earthquake Research Institute, The University of Tokyo, Tokyo, Japan) ,  Toh Hiroaki (Division of Earth and Planetary Sciences, Graduate School of Science, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Ichihara Hiroshi (Earthquake and Volcano Research Center, Graduate School of Environmental Studies, Nagoya University, Nagoya, Japan) ,  Kawashima Issei (Japan Manned Space Systems Corporation, Tokyo, Japan)
資料名： Journal of Geophysical Research: Solid Earth  (Journal of Geophysical Research: Solid Earth)
巻： 122  号： 12  ページ： 9559-9579  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2388A  ISSN： 2169-9313  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 津波による運動誘導に関連した電磁(EM)場に対する時間領域での新しい有限要素シミュレーションアプローチを提案した。シミュレーション法は,現実的な平滑測深と三次元シミュレーションを行い,津波ジェネレイテッド(one-generated)EM場とその時間発展の広い構造を容易にすることを可能にする,効率的な非構造化メッシュを用いた時間領域実現を利用した。観測点近傍の高分解能メッシュは観測データとシミュレーション結果を比較し,EM変動の観点から津波特性を調べることを可能にする。さらに,津波事象時のEMデータのための利用可能な源分離を可能にした。シミュレーションアプローチ線形長と線形Boussinesq近似からの海水速度と2011年東北津波イベントに適用した。分散への影響の介在である北西太平洋海底部位での磁気変動,震央から1,500km離れたを説明するために必要であることを明らかにしたが,線形長波近似は,震央の海底部位 200km北東で十分である。著者らのシミュレーションは,初めて,2011年東北津波の津波ジェネレイテッド(one-generated)EM場の空間・時間構造の総合的視点,海洋の大規模電流回路を含むを提供した。最後に,観察されたデータからシミュレートされた磁場の減算は地震起源時間から30分間震央の西部と東部側面上の対称磁気変化を明らかにした。これらは源領域の西部と東部側に存在し,それぞれ,これは電離圏に到達する津波ジェネレイテッド(one-generated)大気音響/重力波により引き起こされる可能性のある電離層における南向きと北向き電流の対を意味している。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 高分解能 ,  計算機シミュレーション ,  線形性 ,  音響 ,  近似法 ,  電流 ,  震央 ,  *磁場 ,  *電磁場 ,  海水 ,  *津波 ,  *地震 ,  時間発展 ,  海底 ,  電離層
準シソーラス用語： *時間領域 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 津波 ,  電磁 ,  有限要素 ,  時間領域 ,  東北 ,  運動誘導

分類 (2件)： 数値計算  (JE02000J) ,  電磁気学一般  (BD01020N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 津波 ,  電磁場 ,  次元 ,  時間領域シミュレーション ,  2011年東北地方太平洋沖地震 ,  応用