抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:消毒液中の過酢酸に対する増感動力学の光充法と陽イオン界面活性剤の協同測定の効果を検討する。【方法】2015年1月から2016年12月にかけて,著者らは,希硫酸におけるFe(II)-o-フェナントロリン系の呈色反応に及ぼす過酢酸の抑制効果を明らかにし,510nmの波長における吸光度を測定した。結果:0.05~1.5μg/mLの範囲において、吸光度と過酢酸の線形関係は逓減式で、検出限界は0.02μg/mLであった。400~600nmの波長範囲において、各システムの吸収スペクトルをそれぞれ測定し、VCH3COOOH=0.00 mL(非抑制系)が510nmに最大吸収ピークが現れ、ピーク数が単一で、ピーク値が高く、ピーク形が鋭い。モル吸光係数が2.20×104のとき,強い吸収が抑制され,抑制システムは510nmで最大の吸収を維持し,吸収スペクトルの形状は変化せず,過酢酸の添加後に吸光度値は階段状に低下した。陽イオン界面活性剤の作用により、吸光度は全体的に異なる程度の増加が見られ、例えば、テトラデシルピリジニウムブロミドTPB及びセチルピリジニウムブロミド、オクタデシルトリメチルアンモニウムブロマイドSTAB、相対的に、TPB-STAB混合システムの優位性は非常に顕著であった。同じ濃度のSTABとTPBの添加により,吸光度は急激に増加し,最大吸収波長におけるモル吸光係数は2.20×104であった。最初の反応時間の吸光度は反応時間と正の相関があるが,最大吸光度値と一定時間に達する傾向がある。PCH3COOOH=0μg/mLのとき,非阻害系のA値は5~8分でゆっくり増加し,9分後には一定になり,A値は1時間で小さくなった。PCH3COOOH=1.0μg/mLにおいて,1~5分以内にA値は急速に上昇し,6分後には安定し,1時間ではA値の変化は小さかった。結論:微量過酢酸は過酢酸による鉄(II)-o-フェナントロリンの分光光度法に対する測定効果が確実であり、消毒液中の過酢酸の測定に応用できる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】