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J-GLOBAL ID：201802255278598057   整理番号：18A2005729

テラヘルツ時間領域分光法を用いたアゾベンゼンのcis-trans異性化のモニタリング【JST・京大機械翻訳】

Monitoring cis-to-trans isomerization of azobenzene using terahertz time-domain spectroscopy

著者 (8件)： Zhou Lu (Center for Terahertz Waves and College of Precision Instrument and Optoelectronics Engineering, Tianjin University, Tianjin 300072, China. [e-mail] [e-mail]) ,  Chen Ligang ,  Ren Guanhua ,  Zhu Zhongjie ,  Zhao Hongwei ,  Wang Huabin ,  Zhang Weili ,  Han Jiaguang
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 20  号： 42  ページ： 27205-27213  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アゾベンゼンの熱誘起及び光誘起異性化の立体配座動力学を調べるために,テラヘルツ時間領域分光法(THz-TDS)を提示した。この方法の本質は,アゾベンゼンの異性化が分子の大きな構造変化を経て進行するが,THz応答はこれらの変化に敏感であることである。アゾベンゼンのTHzスペクトルは加熱と照射により顕著な変化を示し,定量的に記録され,同定されたTHz分光法は異性化過程の監視に使用できることを実験的に実証した。特に,測定されたTHzスペクトルは,非極性溶媒中のcisからtransへの熱異性化の速度が極性溶媒中のそれより速く,Au NPsがアゾベンゼンへの触媒として導入されたとき,速度の約6倍の加速が達成できることを明らかにした。さらに,温度とAu NP触媒がアゾベンゼンの光誘起異性化に明らかな影響を及ぼさないという証拠を提供した。提示した例はTHz-TDS法のパワーを示し,分子動力学を探索するための新しい道を開いた。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 非極性溶媒 ,  触媒 ,  *異性化 ,  極性溶媒 ,  立体配座 ,  スペクトル ,  分子動力学 ,  *スペクトロスコピー ,  芳香族化合物 ,  アゾ化合物
準シソーラス用語： 熱異性化 ,  構造変化 ,  光誘起 ,  テラヘルツ時間領域分光法 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  芳香族単環ヒドロキシルアミン及びヒドラジンその他の芳香族単環多窒素直結化合物  (CF05060O) ,  転位反応,異性化  (CF02070E)

物質索引 (1件)： アゾベンゼン

タイトルに関連する用語 (4件)： テラヘルツ時間領域分光法 ,  アゾベンゼン ,  cis-trans異性化 ,  モニタリング