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J-GLOBAL ID:201802255335420101   整理番号:18A0149577

生体ドナー肝移植における高血小板数を用いたレシピエントにおける大きい移植後肝細胞癌再発のリスク【Powered by NICT】

Risk of posttransplant hepatocellular carcinoma recurrence is greater in recipients with higher platelet counts in living donor liver transplantation
著者 (10件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 44-55  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1616A  ISSN: 1527-6465  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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血小板は腫瘍細胞と相互作用し,転移を促進する。移植後肝細胞癌(HCC)再発における血小板の重要性は不明である。生体ドナー肝移植後の術前血小板数(PLT)とH CC再発との関係を評価することを目的とした。肝細胞癌に対する生体ドナーからの肝臓の359レシピエントのうち,術前PLT≦75×10~9Lを受けた患者240人の209は,傾向スコアマッチングを用いた術前PLT>75×10~9Lを持ち,腫瘍生物学のような因子に基づいて固定されていないマッチング比とした119例97と一致した。75×10~9Lのカットオフ値は,最適層別解析に基づいて設定した。生存率分析は,競合リスクイベントとして死を用いて行った。主要評価項目は,総合しHCC再発。追跡期間中央値は59か月であった。マッチングの前に,1 2,および移植後5年で再発確率は4.7%,9.2%,および11.3%であった低血小板群と14.5%,23.0%,および30.5%で高い血小板群ではそうである。再発リスクを単変量(ハザード比[HR]=3.09;95%信頼区間[CI],1.86 5.14;P<0.001)および多変量解析における高い血小板群で有意に大きかった(HR=2.10; 95% CI, 1.23 3.60; P=0.007)。整合解析では,再発リスクは単変量(HR=2.33; 95% CI, 1.36 4.01; P=0.002)および多変量解析における高い血小板群で大きかった(HR=1.90; 95% CI, 1.02 3.54; P=0.04)。術前PLTはミラノ基準,αフェトプロテインレベル,Edmonsonグレード,微小血管浸潤,肝内転移との相互作用を示さなかった。ミラノ基準に術前PLTの取り込みは,予測力を有意に改善した。好中球/リンパ球比,血小板へのリンパ球比,および炎症に基づく指数を含む炎症に基づいたスコアは,HCC再発予測における術前PLTに対して優位性を示さなかった。結論として,術前PLTは生体肝移植後のHCC再発に影響する重要な宿主因子であると思われる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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消化器疾患の外科療法  ,  消化器の腫よう 

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