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J-GLOBAL ID:201802255365489787   整理番号:18A0129629

細胞透過性ペプチドを含むニューロメジンU誘導体の鼻腔内投与とマウスにおける貫通促進配列誘導される記憶の改善【Powered by NICT】

Intranasal administration of neuromedin U derivatives containing cell-penetrating peptides and a penetration-accelerating sequence induced memory improvements in mice
著者 (14件):
資料名:
巻: 99  ページ: 241-246  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0486A  ISSN: 0196-9781  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ニューロメジンU(NMU)は脳と腸で発現し,分泌される神経ペプチドである。著者らは以前,NMUの脳室内(i.c.v.)投与は,マウスの炎症による記憶障害を阻害することを示した。炎症が仲介する健忘症のための臨床治療ツールとしてNMUを利用するために,i.c.v.投与経路は侵襲的であり,実用的,ここで非侵襲的鼻腔内送達に焦点を当てた。本研究では,鼻腔内(i.n.)投与のための細胞透過性ペプチド(CPP),オクタアルギニン(R8),各貫通促進配列を含む二NMU誘導体,すなわちFFLIPKG(PASR8 NMU)とFFFFG(F4R8NMU),を調製した。Y迷路試験において,リポ多糖類(LPS)(10μg/マウス)のi.c.v.投与は自発的交代行動を有意に減少させ,これはPASR8NMUまたはF4R8NMU(5.6μg/マウス,i.n.)の前投与により抑制された。さらに,Y迷路試験直前PASR8NMUまたはF4R8NMU(5.6μg/マウス,i.n.)の投与は,LPSが誘発した記憶障害を改善した。インドシアニングリーン(ICG)標識PASR8NMU(i.n.)は,そのi.n.投与後の海馬と視床下部室傍核30分で有意に観察された。PASR8NMUではなく,F4R8NMUは24時間投与液体の安定性を保証した。これらの結果は,PASR8NMUは脳へのi.n.デリバリーに有効であり,炎症仲介健忘の臨床治療に有用であることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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生理活性ペプチド 

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