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J-GLOBAL ID:201802255432479688   整理番号:18A0140417

P糖蛋白質とSORCINの標的化:ジヒドロミリセチンはMCF-7/ADRとK562/ADRにおけるMAPK/ERKとCa~2+媒介アポトーシス経路を介してアドリアマイシンの抗増殖効率を強化する【Powered by NICT】

Targeting P-glycoprotein and SORCIN: Dihydromyricetin strengthens anti-proliferative efficiency of adriamycin via MAPK/ERK and Ca2+-mediated apoptosis pathways in MCF-7/ADR and K562/ADR
著者 (19件):
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巻: 233  号:ページ: 3066-3079  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近,新しいターゲットCa~2+結合蛋白質SORCINは癌における多剤耐性(MDR)に関与していることが報告されている。ここで著者らは,抗炎症,抗酸化,抗細菌および抗腫瘍作用を有するジヒドロフラボノール化合物,ジヒドロミリセチン(DMY)はMCF-7/ADRとK562/ADRにおけるMDRを逆転させるかどうかを検討し,その可能性のある分子メカニズムを解明しようとした。DMYはアドリアマイシン(ADR)の細胞毒性を増強したMAPK/ERK経路を介してMDR1mRNAおよびP gp発現を下方制御すること,またP-gpの機能を有意に阻害した。一方,DMYはSORCINのmRNAと蛋白質発現が,上昇した細胞内遊離Ca~2+を減少した。最後に,同時投与ADR DMY著しく増加したADR誘発アポトーシスを検討した。更なる研究は,DMY上昇ROSレベルとカスパーゼ-12蛋白質発現,小胞体でアポトーシスをシグナルを示した。同時に,ミトコンドリアアポトーシスに関連する蛋白質は,Bcl-2,Bax,カスパーゼ-3,カスパーゼ-9,およびPARPのような変化した。最後に,ヌードマウスモデルはまた,DMYはin vivoでのADRの抗腫瘍活性を強化することを示した。結論として,DMYはP-gp,SORCIN発現をダウンレギュレートし,遊離Ca~2+を向上させ,同様に,MCF-7/ADRとK562/ADRにおけるアポトーシスを誘導することによりMDRを逆転させた。これら基礎的な発見は,癌の治療における補助剤としてDMYの応用での更なる臨床研究のための証拠を提供する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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細胞生理一般 
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